■食事処「遊楽」・ランチ
■手作りパウンドケーキ
■「東日本大震災鎮魂と追悼のモニュメント建立プロジェクト」パンフレット
11月30日は、ボランティア労力ネットワークの定例会でした。
今回は、今年、最後の定例会ということで、仙台市内の各支部からも出席していただき合同例会となりました。
開催場所は、仙台市太白区鈎取にある食事処「遊楽」でした。
午前11時の開催でしたが、遅れてくる方もいたことから、午前中は、各支部の情報交換など近況報告をし、お昼の食事を終えた後、「福祉先進国に学ぶデンマークの旅」と題して、福祉事情の研修に行った会員の方から講演をいただくことになりました。
お昼ご飯は、食事処「遊楽」の手作り料理でした。
コーヒー付き1,000円のランチにしては豪華で、特に、普段、食べることのないタラの兜焼きは、こってりと脂がのっていて美味しくご馳走になりました。ご飯には、むかごが乗せてあり、これも普段食べることのない食材で美味しくご馳走になりました。「遊楽」の手作りの漬物、白菜漬けは良く漬かっていて絶品でした。
午後の講演は、社会福祉法人わらしべ舎理事長の中村晴美さんからいただきました。
中村さんは、8月25日から9月3日の10日間、デンマークの福祉事情を研修のために行かれましたが、10月27日に帰朝講演をされていて、その内容を会員の方にもご報告されました。
詳しいことは、10月31日の私のブログ、「講演会『福祉先進国に学ぶ中村晴美デンマークの旅』を拝聴して」と題してご紹介していますので、興味のある方は、ご覧いただきたいと思います。
デンマークにとっては、「福祉」という言葉が無いそうで、「福祉」そのものが国是となり、人間が営む当たり前のことを国民全員が意識して生活していることから、「福祉先進国デンマーク」となっているようでした。
国の財政の75%が社会保障費にあて、税金が25%なそうで、教育費、福祉にかかわる一切のものが、生涯、無料なそうです。
他の会員からは、会員の知人が取り組んでいる、「東日本大震災鎮魂と追悼のモニュメント建立プロジェクト」についてご案内がありました。
宮城県出身、「みやぎ絆大使」も務めるイタリア在住の世界アーティスト、武藤順九氏が、東日本大震災における県内最大の被災地・石巻市に「祈りのモニュメント~復興を願う~」を建立することから、そのための寄付金の協力と署名の依頼がありました。
武藤氏は、仙台では国際センターへ、海外では、バチカン、インド、イタリア、アメリカと著名なところでモニュメントを設置しているようで世界的に活躍されているアーティストでした。
私もささやかに協力しましたが、仙台国際センターにも設置しているモニュメントを見学してきたいと思っています。更に、石巻市に建立された暁には、是非、現地に赴き、震災で犠牲になられた方の鎮魂と、復興しつつある石巻の現状を見てきたいと思っています。
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私が所属している支部では、当月、誕生日を迎えた会員の誕生日会を一緒に開催していますが、11月24日が私の誕生日だったことから、会員の方が作ってくれたケーキでお祝いをしていただきました。
皆で誕生日をお祝いしていただくことは、普通の生活では有り得ないことで、会員の皆さんに感謝しながら美味しいケーキをご馳走になりました。