図書館で借りた Nのために と 境遇 を先に読んだので、後回しになっていた 花の鎖 を読み終えました。
あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
両親を亡くし仕事も失った矢先に、祖母がガンで入院した梨花。
職場結婚したが子供ができず悩む美雪。
水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。
花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。
そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。
驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。
梨花、美雪、紗月、3人の女性の物語が、交差するように語られていきます。
アカシア商店街の老舗和菓子屋梅香堂と、山本生花店と、有名な画家香西路夫が、3人の共通のモチーフ。
それぞれがKを巡る運命に翻弄され、過酷な人生を生きていきます。
登場人物が多く(Nのためにと同様、登場人物がKばかり)
誰が誰と絡んでいるのかごっちゃになって、行きつ戻りつしてしまいましたが
途中繋がりの予感が生まれてからは、一気に読めました。
湊作品らしい恨みの物語ではありますが、いつものブラックな暗さはなく
組み立てが巧みでふくらみがあって、珍しく登場人物が明るく前向きで
時折涙をにじませながら、楽しく読むことが出来ました。
読み終えて振り返ると、あちこちに伏線があったことに気づき、何度も読み返してみたくなりました。
そしてそのまま、9月に撮っておいたテレビドラマの録画を観ました。
ドラマもうまくできていたけれど、2時間ではあの深さは表現しきれなかったようで
原作の秀逸さを改めて感じました。
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あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
両親を亡くし仕事も失った矢先に、祖母がガンで入院した梨花。
職場結婚したが子供ができず悩む美雪。
水彩画の講師をしつつ和菓子屋でバイトする紗月。
花の記憶が3人の女性を繋いだ時、見えてくる衝撃の事実。
そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。
驚きのラストが胸を打つ、感動の傑作ミステリ。
梨花、美雪、紗月、3人の女性の物語が、交差するように語られていきます。
アカシア商店街の老舗和菓子屋梅香堂と、山本生花店と、有名な画家香西路夫が、3人の共通のモチーフ。
それぞれがKを巡る運命に翻弄され、過酷な人生を生きていきます。
登場人物が多く(Nのためにと同様、登場人物がKばかり)
誰が誰と絡んでいるのかごっちゃになって、行きつ戻りつしてしまいましたが
途中繋がりの予感が生まれてからは、一気に読めました。
湊作品らしい恨みの物語ではありますが、いつものブラックな暗さはなく
組み立てが巧みでふくらみがあって、珍しく登場人物が明るく前向きで
時折涙をにじませながら、楽しく読むことが出来ました。
読み終えて振り返ると、あちこちに伏線があったことに気づき、何度も読み返してみたくなりました。
そしてそのまま、9月に撮っておいたテレビドラマの録画を観ました。
ドラマもうまくできていたけれど、2時間ではあの深さは表現しきれなかったようで
原作の秀逸さを改めて感じました。
【送料無料】花の鎖 [ 湊かなえ ]価格:620円(税込、送料込) |
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