nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

やっぱり? 今年もまた、終盤の失速

2015-10-17 17:20:48 | サッカー
ACL、ナビスコ杯を勝ち残り、疲労が蓄積気味のガンバは、パトリックと倉田が出場停止。
代表に抜かれたのは互角として、その他のメンバーは休養十分だったレッズ。
アウェーに乗り込んで、メンバーの入れ替えを余儀なくされたガンバの足元を掬うはずでしたが
結局2‐1で敗れ、得失で年間首位を広島に明け渡してしまいました。

秋風が吹き始めると失速する癖、毎年毎年見飽きたような光景
今年こそは!と思ったけど、また同じ姿を見るしかないのでしょうか?


最近毎回書いているけど、ベストメンバーって何なんでしょう。
その日の個々のコンディション、相手チームに対する対策を考慮して
そこから逆算したメンバーこそが、ベストメンバーなんだと思うけど
鳥栖戦の教訓も反省もなく、また同じメンバーでスタート。
とくに両サイドのふたり・・・このところ全然攻撃の起点になれてないですよね。
はまりもしないのに、頑固一徹やみくもに自分たちのサッカーを貫いて
それ見たことかと思うような壁にぶつかるのではなく
逆に相手のやりたいサッカーを阻止して、その隙を狙うのが、賢い戦術というものではないのでしょうか?
でもミシャには、裏をかいて思いがけないメンバーや布陣を敷く、という創意工夫はさらさらなく
誰から見ても読み通りのメンバーやじれったい戦術を、かたくなに守り続けて
毎度毎度、しかも4年も続けて、終盤になると、相手の思うツボにまともにハマるサッカーしか出来ないというのは
どう考えてもミシャサッカーの限界を感じます。
こうなったらもう優勝より、来年度の体制のほうが重要課題な気がしてきました。
コメント (2)
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黒川博行 国境上・下

2015-10-17 11:52:18 | 本・雑誌・ドラマ
 

先月 疫病神 を読んですっかりファンになってしまった、黒川博行さんの二宮と桑原のコンビシリーズから 国境 上・下 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより 上
「疫病神」コンビこと、建設コンサルタントの二宮と二蝶会幹部の桑原は北朝鮮に飛んだ。
二宮は重機の輸出で、桑原は組の若頭がカジノ建設の投資話でそれぞれ詐欺に遭い、企んだ男を追ってのことだった。
平壌に降り立ったふたりだが、そこには想像以上に厳しい現実と監視が待っていた。
シリーズ最高傑作の呼び声高い超大作!

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより 下
二宮と桑原のふたりは、自分たちを嵌めた詐欺師を追って、中国との国境から再び北朝鮮に密入国を企てる。
北朝鮮の凄まじい現実と極寒の中、詐欺師を追いこんだふたりだったが、脱出には更なる困難が待っていたー。
「疫病神」コンビは、本当の黒幕にたどり着くことができるのか!?
圧倒的スケールの傑作。

1900年代後半のストーリーなので、北朝鮮はまだ金正日が健在で万景峰号が運航している時代。
物がなく自由がなく食べ物がなく、すべての人民は階級分けされていて
体制に逆らえない現地の様子がリアルに描かれ、暗黒の世界が映画を見ているように生々しく浮かんできます。
そんな中に飛び込んでとてつもない危険と向き合う、疫病神コンビ。
半端じゃないサスペンス感とハードボイルドな世界が、たまらないです。
ヤクザな話ですが、本気で心配したり応援してしまうのが不思議。
800ページにわたる長編ですが、ぐっと引き込まれて速いペースで読み進めることができました。
このシリーズ、さらに買ってあるので楽しみです。




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