nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

深木章子 鬼畜の家

2015-10-31 16:13:57 | 本・雑誌・ドラマ
おどろおどろしい帯封に惹かれてつい買ってしまった、深木章子さんの 鬼畜の家 を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
我が家の鬼畜は、母でしたー保険金目当てで次々と家族に手をかけた母親。
巧妙な殺人計画、殺人教唆、資産収奪…
唯一生き残った末娘の口から、信じがたい「鬼畜の家」の実態が明らかにされる。
人間の恐るべき欲望、驚愕の真相!
第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞、衝撃のデビュー作。

深木さんは東京大学法学部卒業の元弁護士で、なんと60歳の定年を機に、執筆活動に入られたという異色の作家さん。
こちらの作品が記念すべきデビュー作だそうで、法律家らしいうまく組み立てられたストーリーです。
60歳を超えているとはいえ若いエネルギーを感じる文章で
そのフレッシュさがより怖さを引き立て、どんどんと背筋を凍らせていきます。
貴志祐介さんの 黒い家 を読んだ時の衝撃がよみがえりました。
しかもただのホラーかと思って読むと、ミステリーの要素も十二分に兼ね備えていて
次から次に沸き起こるどんでん返しの嵐におびえながら、それでも読む手が止まりませんでした。
怖いけどおもしろかったです、さっそく第2作も読み始めてしまいました。


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