休耕田のハーブたち

新潟の風土で元気よく育っている
休耕田のハーブたち。
ハーブたちの四季とハーブを通した生活を
ブログにしました。

ハーブと民間薬

2009-12-06 20:19:07 | つぶやき
今日は新潟テルサを会場に
「薬草の歴史」ー薬草・ハーブの歴史と効用ーの講演会がありました。

講師は薬用植物の分類・分析が専門、ナードジャパン会長の
東京薬科大学名誉教授の指田豊氏でした。

ハーブと民間薬の歴史は違う。
ハーブは昔ながらのものを今も使っている。
民間薬の薬草は19世紀に入り合成薬となってきた。
有用成分のみを取り出し使うようになった。

ハーブや薬用植物は直接、効果があるとは言えないが、
ハーブや薬用植物を通して自分の健康に関心をもつことが大切である。

先人は経験から薬草を見つけた。そして、身近に置くようになった。
だから、現在、人間の生活区域にたくさんの薬用植物を見ることができる。

民間薬とハーブの共通点は「げんのしょうこ」のように効果が
すぐ現れるものもあるが不確かなガセネタも多い。

キハダ・げんのしょうこ・ドクダミは効用が確かな民間薬である。
生のドクダミの強い臭いは強い殺菌力がある。
ドライになると臭いが無くなる。その代わり、利尿作用がある。

などなど、
パワーポイントによるお話は飽きることなく、続きました。
お話に集中すると、書き留める時間がなくなるため、
パワーポイントの映像は、もっぱらデジカメに収め、家でプリントしました。
資料もありましたが、プリントした映像は図式化されたり、分析されたりして
あり、分かりよい第二の資料となりました。

それにしてもシクラメンの和名が「ぶたのまんじゅう」だとは。
名前の由来は球根部分の形らしいのですが‥。なるほど、そうかも。
ひさしぶりに、有意義な時間を過ごさせていただきました。


コメント
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