ちょっと一休み、道草人生

脳内出血で、仕事、仕事の生活から一転、
夫や友達に支えられ、色々な出会いや様々な発見があったり
これってステキ♪♪

日々コウジ中

2010年12月25日 | 読み物

   最近、読んだ中で、ちょっと気になった本を・・・・・

   イラストレーターの柴本礼さんが、ご主人の事を書いた本です。

「高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック」、と新聞に出ていたので、
この「高次脳機能障害」がどんなものか、ピンとこなくて・・・取り敢えず図書館に予約。

先週、借りてきて、一気に読みました。

ご主人は2004年に、くも膜下出血で倒れ、高次脳機能障害を患い、
色々な困難に合いながらも、
今は周りの人にも恵まれ、支えられて、会社に勤めている。

でも、本人は、自分がそんな病気だとは、理解できない・・・・・

くも膜下出血で倒れ、高次脳機能障害を患う、とあって
「くも膜下出血」も、「脳溢血」の一つなのに、
     切れた場所によって後遺症が色々と違う・・・


外から見て分かる病気と、外から見ても分からない病気・・・・・

私達、脳内出血は後遺症が外から見て、明らかに分かるし、
 自分の状態を理解している。

座っていれば、分からないかもしれないけど、
  喋ったり、歩いたりしたら・・・・・
あっ、あの方も同じ病気かしら??って、何となく分かる。

外から見て分からなくて・・・
 でも、普通じゃない、どこかが違う、何か変だ、と思っても、
     病気だとは思わないかもしれない。

何回も同じ間違いをしても、言った事が理解出来なくても、本人は分かっていない!
そこが、怖い!

難しいなぁ。
ご家族が、声を大にして、「病気なんです」、と言っても、
         ちゃんと向き合ってくれる人がどれだけいるのか??

やっぱり、脳って怖い!

一人でも多くの人が、「高次脳機能障害」を、
   そういう病気を分かってあげられたら、と思いました。

コメント
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