畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

明日はいよいよ台湾総統選

2012-01-13 21:13:00 | 政治・経済
 明日はいよいよ台湾総統選。


現職の国民党・馬氏。

民進党の蔡氏。


もうひとり宋氏も出馬しているが、支持率で大きく水を開けられている。


 馬氏は中華人民共和国と連携するいわば売国奴。東アジア唯一の親日国を守るためにも、ぜひ民進党の蔡氏に当選してほしい。勝率は40%くらいかな。戦いは厳しいな。

希望がある?海外の政治

2012-01-07 07:31:00 | 政治・経済
 台湾総統選まであと1週間。現職で中国との連携重視の国民党・馬氏か、民進党で中国と距離を置く蔡氏か。日本にとっては中国と距離を置く蔡氏の方がいいかな。台湾が中国に飲み込まれて経済支配が進んでいることを台湾人がどう評価するか。


 北朝鮮の新指導者・金正恩が1月1日に音楽祭を観賞したらしい。金正日前指導者の哀悼期間が開けた証拠だ。金日成が死去したときに3年も喪に服した指導者を継ぐことに自信がない金正日と違う。喪に服する期間が少ない方が国民負担は小さい。金正恩の方が優れた指導者かな?いやいやただ単に自信過剰なだけかも。今後早めに国防委員長か党総書記に就任するかが注目かな。


 ロシアもプーチンに反対するデモが盛んになっている。大統領就任は濃厚だけどちょっとロシアも変われるか。


 アラブの春、アメリカ大統領選と海外が次々に新しい政治に生まれ変わる。日本はこの20年、政治が変わるどころか退化しているような気がする。希望がないな…早く解散してほしい…

米国軍事戦略

2012-01-06 04:44:00 | 政治・経済
「二正面戦略」→アジア重視…米が戦略見直し

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国のオバマ大統領とパネッタ国防長官は5日、国防総省で記者会見し、国防費削減に伴う国防戦略の見直し結果を発表する。

 米紙によると、地上戦力の縮小により、「二正面戦略」の展開能力を維持しないと明示する一方、中国の脅威などをにらんで、アジア重視の戦力配置を打ち出す見通しだ。

 財政赤字の膨張を受け、大統領は昨年夏、向こう10年間で総額4500億ドル(約34兆5000億円)規模の国防費を削減する方針を表明。議会からは一層の削減要求が出ており、大統領は国防総省に対し、米国と同盟国の安全保障を維持しながら、米軍の効率的運用を図るよう国防戦略の抜本的見直しを指示していた。

 ニューヨーク・タイムズ紙などによると、大統領は「二正面戦略」放棄の代わりに、一つの大規模紛争に対処し勝利する一方、「第二の敵」が戦争を起こさないように封じ込めを図るという新方針を表明する。イラク戦争終結とアフガニスタン駐留米軍の撤収などを受けて、今後、陸軍と海兵隊の人員が大幅削減されるのに伴う措置だ。

(読売新聞 1月5日)


 これってどうなの?「二正面戦略」って「二つの大規模地上戦に同時対処するための展開能力を維持すること」です。最近で言えば、イラク戦争に対処しつつアフガニスタンのタリバン紛争に対処してきたわけです。ただ、「二正面戦略」放棄ってのは、1つの大規模紛争を対処したら新たに戦争を起こせないわけで、アフガンに対処しているときは、北朝鮮は野放しになるわけです。そうならないように「第二の敵」が戦争を起こさないように封じ込めを図るというっていう方針を打ち出しているけど、つまり米国は2つ同時に戦争を起こせないってことになるわけで、軍事的タガがはずれたら野蛮な国が何をしでかすかわからない。

 例え「二正面戦略」を放棄しなかったとしても、それを対外的に見せないように努力すればいいわけで、何も正直に対外的に発表する必要はないんじゃないのかな?オバマ大統領も戦略的に甘いなぁ。それとも「二正面戦略」を放棄したとしてもイギリスなどの違う国が大規模戦争を展開してくれるんだろうか?そうだとしたら、世界の唯一の超大国は崩壊したわけで、アメリカは世界一を自ら放棄したことになりますね。

 いずれにしろ、アメリカの凋落が始まったってこと?

経済大国ってなんだろう?

2011-12-30 04:44:00 | 政治・経済
「ブラジル、英国抜き世界6位の経済大国へ」

2011年の国内総生産(GDP)で、新興国ブラジルが英国を抜き、世界6位の経済大国になる見通しとなった。
 英BBC放送などが26日、英民間調査機関CEBRの分析として報じた。ブラジルは20年までに、GDPで独仏も追い越す見通しだという。
 ブラジルのマンテガ財務相は26日、「ブラジルの成長ペースが他の経済大国を上回る傾向は当分続く」とする談話を発表し、さらなる経済発展に自信を見せた。
(読売新聞 12月27日付)


 ブラジルがイギリスを抜いて経済大国ってなんか実感が湧かないカンジ。10年ほど前はブラジルは工業を推し進めるために各国から借款をしまくってその返済に困っているという報道があった。ブラジル経済は発展しているかもしれないけど、国民の実感としてはどうなんだろう?中国だって世界第2位の経済大国なのに、国民の生活レベルは日本のそれに遠く及ばない。きっと昔の日本が世界第2位の経済大国になった高度経済成長期の時も、多くの国民はまずしかったのだから、そんなにすぐに国民生活が向上することはないのかも。


 先進国は軒並み経済が伸び悩み、日本のバブル崩壊(1992年ごろ)、アメリカのリーマンショック(2008年)、ヨーロッパのユーロ危機(2011年)と経済停滞の原因となり、中国、ベトナム、ブラジルなどの発展途上国が経済をけん引している。世界の勢力図がずいぶん様変わりしそうだな…。

福島第一原発事故検証

2011-12-29 04:44:00 | 政治・経済
 福島第一原発事故の中間報告検証結果がまとまった。非常用冷却装置が作動していると誤認したり、原子炉内の圧力が下げる対応をしないまま、消防ポンプによる注水をしようとしたりするなど、対応のマズさは否めない。ただ、現場は大混乱の中最大限の力を発揮したと思う。

 むしろマズイと思うのは、東電幹部が過酷事故を想定して訓練しなかったことではないか。

 また、原発と東電本店はテレビ会議を行うなど現場の状況を生で捉えていたのに、政府は情報不足に憤るだけですぐに対策を講じることができない無策ぶり。それに対して怒ることしかできない菅の無能ぶり。

 野党の安倍晋三にいたっては、菅首相(当時)が原発に乗り込んだのでベントが遅れたと国会で取り上げたりブログに書く妄言する始末。(こいつ事実誤認で謝罪したのかな?こいつも首相辞任の経緯といいなぜまだ国会議員なのかを疑う。)


 日本って偉くなるほど無能って言うのはホントかもね。或いは偉くなるほど、自分の思い通りにならないほど利権などのしがらみかみを周りから縛られて動けなくなるのかもね。