畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

都会と田舎の差

2005-11-14 22:06:02 | 能登
 「食いしん坊万歳」をみて、東京や大阪などの都会人は食べている最中によくおばあちゃんが話しかけてくるな~。もし自分がこういう風にはなしかけたらいやだな~とか思っていませんか?私も東京育ちなので、最初あそう思っていました。実際、東京の人周りもそんなに他人に関心を持っていないので、必要最低限しか話しかけてきません(衣料品店の店員などを除く)。
 しかし私は能登に旅行にいってその考えが変わるようになりました。というのも能登では色々な人がとにかく話しかけてくるのです。温泉に浸かっている時となりの見知らぬおじいさんが。食事をしている時は店のおばあさんが食べている最中から腰掛けて気軽に話しかけてきます「どこから来なすった?」こういうのって田舎では当たり前のコミュニケーションなんですよね。きっと古きよき日本の人間関係なんだなって感じます。だから社会コミュニティーがうまれ技術や文化の継承が行われてきたんだなって思います。ひるがえって無人改札、券売機、自動販売機さらにはコンビニで購入する時に店員とほとんど会話をしないなど無言化社会にならされている都会。これでは人間関係なんてそだてられるわけありません。人を思いやる気持ちもなかなか育たないでしょう。学校や家庭だけで人間関係やマナーを教えるにはおのずと限界があると思います。そういった社会のひずみが犯罪の低年齢化をひきおこしたりするんではないでしょうか…。なんてたまにはまじめなことも考えて見ました。