福島産食品即売会

「風評被害福島などの農家救え　首都圏で広がる買い支え」

東京・有楽町の即売会では、福島の農業団体が放射能測定器を使って、コメなどの安全性をアピールした＝１日午後
（中略）
　都心の繁華街で農産物直売所を運営する銀座農園（東京）は１日、サラリーマンや買い物客が行き交う東京・有楽町で、福島、茨城両県の農家や農業団体による農産物の即売会を始めた。

　同社は放射性物質が検出された福島産ホウレンソウなどが３月下旬から出荷停止となったことを受け、出荷制限対象外となっている農産物への風評被害を食い止めようと、急きょ即売会を企画した。

　ＪＡ東西しらかわ（福島県白河市）など六つの団体・農家が、コメ３トン、牛肉１００キロやトマトなどの野菜を用意し、初日から主婦らが買い求めていた。５月８日まで、両県の農家や農業団体が入れ替わりで出店する予定だ。銀座農園の飯村一樹社長は「大消費地が買わないと、風評被害の空気は変わらない」と強調する。

　同様に販路確保に動き始めた東京都は、４県の農産物のうち対象外のキュウリなどを都内の青果市場で積極的に取り扱う方針。「小売りへの協力要請などいろんな方策を検討している」（都中央卸売市場）という。

　今回の出荷制限については、放射性物質の検出が一部地域にとどまっても、県単位で広く適用するやり方への批判も強い。それだけに、福島産などの食品を積極的に扱う東京や千葉の一部スーパーの取り組みは消費者にも好評だ。

（北海道新聞4月2日付）

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すばらしい取り組みです。私も仕事がなければ有楽町に行って福島県産の食品を買いたい。


東京都で販路確保の動きがあるとの情報も心強い。


「東京や千葉の一部スーパーの取り組みは消費者にも好評だ」とありますが、ぜひそのスーパーを公表してほしい。そこに買いに行きたい。


　相変わらずネットでは「データーを公表せよ。」などとふざけたことをぬかす輩もいるが、このようにスーパーなどの取り組みが消費者に好評というのは相当ありがたい。消費者がまっとうな判断をしている証拠。家の近くでやっていないのか確かめたいな。