ついに…宿敵巨人を倒し、開幕3連敗のあと、7連勝。
今やセリーグの首位。首位がヤクルト2位が広島ってちょっと信じられない順位ですね。去年だったら、さかさまになっていたかも(最下位と5位)。
今年のヤクルトはチームに活気がある。開幕3連敗で、去年のような悪夢を感じましたが、打線を積極的に入れ替えて成功。まずは、畠山。すでに5HR。畠山・宮本が打率4割を越えています。川島慶や村中が怪我で離脱。相当なピンチにもかかわらずこの成績。
「(7連勝だが)今日はこれで終わりなんで、また明日、切り替えてやりたい。本当に最初の(開幕)3連敗がうそのような勝ち方、チーム状態になっている。選手には本当に感謝したい」とは小川監督の試合後の談。
これがチーム活性化の要。選手をとにかく誉める。そして、結果に対しては信賞必罰の体制で不調ならレギュラーをはく奪だけじゃなく、2軍行きまで命じる。わかりやすい起用法だけに、選手も監督を信じて信頼関係が生まれる。
これなら強くなるはずだ。戦力は昨年の高田監督時代とそれほど変わっていない。にも関わらず強いのは、チームの雰囲気だ。指揮官次第でこうも変わるのかという見本。今年も高田監督ならば、きっと開幕3連敗のままズルズルいったことだろう。そう思うと、小川監督の就任が本当に力強い。
けれど忘れてはいけないことがある。このチームを作り上げたのは、高田前監督であるということ。素晴らしいチームをありがとう。