畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

ドラクエ11考察1「五大国について」

2017-08-27 13:41:00 | ゲーム
ドラクエ11の世界である「ロトゼタシア」には三大王国が現存し、過去には五大王国だったと言われます。(ネタバレも含みますので、ストーリーを十分に楽しんでいない方は見ない方がよろしいかもしれません。)


--以下ネタバレ注意--


≪ドラクエ11舞台のロトゼタシアの国家について≫


<現存>
1.騎士の国『サマディー王国』
2.不動の強国『デルカダール王国』
3.美しき雪の都『クレイラモン王国』
<滅亡>
4.歴史深き『ユグノア王国』
5.花と芸術の王国『バンデルフォン王国』


≪四大国会議と各々の国事情≫

 五大国は定期的に「五大国会議」と呼ばれる協議会を開催して、諸問題に向き合い、世界の国々を導いてきた。しかし、数十年前にバンデルフォン王国が魔物に襲われ滅亡して「四大国会議」となってしまった。ドラクエ11の舞台の16年前に、ちょうど「四大国会議」が開かれていた。


 上記写真は、16年前のユグノア城で行われた「四大国会議」の様子である。上から時計回りにユグノア・アーウィン王(当時)。

 次にサマディー王。

 次にユグノア・ロウ前国王(当時)。

 次にデルカダール王。

 最後にクレイモラン王(当時)


 議題は「勇者の誕生について」で、議題や開催場所(ユグノア城)を考えると、「四大国会議」の開催権や議長などはユグノア王国に存在すると思われる。その証拠にユグノアのみ前国王も会議に列席している。ユグノア王・アーウィンは、この会議で勇者の誕生は魔王の復活と表裏一体であることで危機感を共有しようとしていたと思われる。
 会議ではデルカダール王とクレイラモン王がアーウィンの本気度を試す仕掛けをしていた。そこから考えると、四大国の位置関係はユグノアが議長で、デルカダールが軍事力もあって発言権2位。魔法などの力や博識など知恵をもってクレイラモンが3位。サマディーはデルカダールやクレイラモンの発言内容を事前に知らされていなかったようで、どちらかというと蚊帳の外に置かれているような気がするので4位であろう。おおよそこの「四大国会議」では国力によって発言権があるようだ。
 バンデルフォン王国があった「五大国会議」だった時には、その軍事力からおそらくデルカダール王国と同列くらいの発言権だったろうと推察される。


 会議の結果は勇者の成長を見守ることで一致し、デルカダール王は勇者が16歳になったときにデルカダールで修行させることを約束した。
  しかし、それを魔物たちに利用され、ユグノア城はモンスターの一斉攻撃にあい一夜にして滅亡。国王アーウィン(ウルノーガに魂を乗っ取られたデルカダール国王が殺した)と后のエレノアは死亡し、デルカダール国王と一緒にユグノアに来国していたマルティナ王女が勇者を救出して逃がしたとされる。


≪三大国になって以降≫

 結局、四大国が三大国になってしまったが、「三大国会議」は16年間開催されなかった。その理由はデルカダール国王がウルノーガに乗っ取られたためであるが、なぜウルノーガは16年もの間、デルカダール国王に乗り移っていたのか疑問である。(実際、この16年間の国王は表情は険しくなり、后の命日に花さえ供えないほどの生活ぶりだったというが、城の誰もがその異変を気づかないというのは、それなりの普通の生活を送っていたと思われる)

 このブログでは、ドラクエ11の世界観についてゲームの内容を中心に若干の考察を試みようと思います。次回はバンデルフォン王国について考察します。ちなみに画像は直接TVを撮った画面なので、粗いです。すみません。