畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

火縄銃

2008-03-03 20:47:12 | 旅行・観光

 1543年種子島に火縄銃が伝わる。日本の合戦を変えた重要な武器であり、戦国時代の中でもとりわけ重要なできごとです。この鉄砲は日本全国ですぐに生産され、実戦に取り入れられる。そして滋賀県長浜市にあるここ国友も火縄銃の有名な生産地だった。私が武藤様と行った「国友鉄砲の里資料館」(http://www.home-nagahama.org/tepponosato/)はもちろん鉄砲の資料館である。展示室にはいろんな鉄砲が展示してあるが、鉄砲の展示なら結構最近はいろんなところに展示してあるんですよね。もっと鉄砲の作成過程とかも展示してほしかったなあと思う。展示室も小さいのが少し残念。武藤様が受付の方に「鉄砲の生産を始める前の刀鍛冶の資料はないんですか?」と聞いたところ、まったく残っていないらしい。どうしてここで刀鍛冶が行われたのかなど、興味深いところだけに残念。
 ただ、この資料館のすばらしいところは、刊行本が充実しているところです。鉄砲の資料などの刊行本がたくさんあります。資料館の役割は見せるだけではありません。そこで資料研究が行われ、その結果を訪問者に還元することこそが大事なのではないかと思います。そういった意味では旅行で訪れた「一乗谷朝倉史跡」の資料館などは資料が非常に充実していたすばらしい施設でした。鉄砲の資料は今も家にあって時々眺めて楽しんでいます。

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