畠山義綱のきままな能登ブログ

畠山義綱が見てきた史跡を紹介します。
時々、経済や政治などもつぶやきます。

思考と感情

2010-02-09 20:42:00 | 日記
 「人は正論だけでは動かない」。若かった自分は昔「なんで効率のよいシステムを採用しないんだ!」と正論を振りかざしていた。しかし、周りは動かない。

 人には2つの自分が存在する。「思考」と「感情」。理論・正論の「思考」と気持ちの「感情」。「勉強しなさい」と母親に言われて、勉強しなきゃと頭では分かっている(思考)のに、行動できない(感情)のと似ている。

 これが、年齢を重ねて、自分に「正論を振りかざしていく」人に、自分が感情で反発を覚えるようになってきた。

 「ネマワシ」ってとても大切なんだな。「ベテラン」ってとっても大切なんだな。と改めて考えさせられた。悲しいけれど社会には「必要悪」ってのがあるんだな、と考えさせられた。

 政治の世界も同じなのかな?理想を掲げて政権をとってもなかなか権力基盤は脆い。台湾で2000年に、腐敗した国民党から政権を奪取した民進党も堕落した。フィリピンで貧困撲滅を掲げて1998年に大統領になったエストラーダ大統領も堕落した。2009年理想を掲げて政権交代を成し遂げた鳩山内閣はどうだろうか…。

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