(↑壬生寺表門)
次の日に向かったのは、壬生寺。女性人気の高い新撰組の屯所があった場所である。アクセスは阪急大宮駅から徒歩12分ほどというところ。
壬生寺は隣接するところにマンションがあったりと事前のイメージとはちょっと違った。また、大々的に「新撰組」の資料館として取り上げられているわけではなくあくまで寺なので、観光スポットとしてはマイナーかもしれない。もっともこの壬生寺の方が新選組より先にあったし、新撰組は兵法調練場として結構手荒く使っていたらしい(境内で大砲の練習をしたり馬の訓練をしたり)。
(↑壬生寺本殿)
壬生寺境内には壬生塚と呼ばる新選組隊士の墓がある(入場するのに100円必要)。また、壬生寺歴史資料室に若干ではあるが、新撰組関係の資料もおいてある。やはり明治期に逆賊とされた新撰組に関する資料は廃棄されたようで、残っている資料も少ない。しかし、このところの新撰組ブームにより観光客も多くにぎわってきたようだ。同寺でも新撰組グッズを売っており(寺の周りのお土産ショップでも売っていた)、ブームにあやかろうする姿勢も見える。やはり、逆賊とされた新撰組の名誉回復がなり、このように観光地化されるのはなかなか嬉しいものでもある。この寺の横には新撰組発祥の地と言われる八木邸が残っている。私も入ろうと思ったが、和菓子の老舗とくっついており、拝観料1000円。お土産ものをたくさん買ってしまったので今回はあきらめた。残念。
(↑壬生寺歴史資料室)
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