えと、更新がままなりませんで申し訳ありません~
突然のご報告ではありますが、静岡県・伊豆の国市で行われている「子ども創作能」の公演が行われました!
もう12年間、当地の子どもたちに指導を続けている ぬえでありますが、薪能公演の中での上演から 入場無料の市内のイベントへの出演へと方向転換をしてからというもの、何だか新しい発見の連続で、そうして市民のみなさまにも身近になり、愛されるイベントとなってきたと思います。
なんといっても予算がない催しなので、ほとんどの公演は ぬえがアシライで囃子を表現する略式公演に留まってはいますが、理解を示してくれてボランティアで出演してくれる能楽師もおられまして(ホント、感謝!(・_・、)、 なんと今年は5回の公演が決まりました! そうしてその第1回がおととい、になりますか、8月4日に行われました。
場所は…おおっと、ホント? って感じですが、花火大会の会場。そのイベントのひとつとしての出演です。これは初めての公演場所で、こういう場所へ出演したことは、ぬえ自身もないなあ。それで事前にわざわざ打ち合わせの会合にも足を運びまして、情報を集めて公演に臨みました。いやもう、わからない事だらけです。
会場は野外…なのは当たり前ですが、舞台面(?)は…コンクリートだそうです(!)会場の広さは…え? 横幅27m?? ああ、照明やPAのやぐらがあって仕切られるから、少し小さくなるんですか。え? それでも12m×10m? ええと…あ、能舞台の4倍の広さっていうことですか…
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5回の公演が決まったため、出演者にもできるだけ公平に役を振り分けるように配慮し、毎回シテ…というか主役や準主役の役を交代させます。稽古は大変なんですが、やっぱり公平であることが一番でしょう。このことを実行委員会に告げたところ、「すると…去年のように段々と上手になる、というのは見込めないということですね?」と言われてしまいました。…ん~、ま、ある意味そうでしょう。でも、みんなが頑張って、前回の主役より上手く演じてみせる! という気概があれば、案外相乗効果で良い結果が生まれるかも。
こうして、今年で上演も3年目を迎える子ども創作能『伊豆の頼朝』が上演されることとなりました。昨年たくさんいた出演者も、4月に多くの6年生が中学に進学してしまったため、総勢13名と少々寂しい人数となってしまいましたが、5年生・6年生に強力な新人を迎えることもでき、稽古はまずまず順調でした。さあて今回の主役・源頼朝は4年生のイチイ! 準主役の山木兼隆は ぬえの個人指導の稽古も受けている5年生のヒトミ! そうしてそれらの郎党役にカホ(6年)・ユイ(5年)の新人二人と、もうベテランの域に達した4年生 リサ・ユカの二人。
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順調、とは書きましたが、稽古では ぬえの怒号も飛びましたし、稽古中に涙する子も出ましたが…まあ、いくら子どもが相手でも、そういうものです。自分が楽しいだけじゃダメなんで、お客さまの前に立つ、見せるという気持ちと責任感がなければ、舞台に立つ意味がない。無理はしませんが、最低限そこは気づいてもらわないと。
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で、速報的に様子をご報告すると、いや~すんごい気迫の舞台でした。あんな大きな声と、あんな鋭い切り組ができるとは。お~い、それが実力なら最初から見せてくれれば ぬえはラクに稽古できたんぢゃ…
突然のご報告ではありますが、静岡県・伊豆の国市で行われている「子ども創作能」の公演が行われました!
もう12年間、当地の子どもたちに指導を続けている ぬえでありますが、薪能公演の中での上演から 入場無料の市内のイベントへの出演へと方向転換をしてからというもの、何だか新しい発見の連続で、そうして市民のみなさまにも身近になり、愛されるイベントとなってきたと思います。
なんといっても予算がない催しなので、ほとんどの公演は ぬえがアシライで囃子を表現する略式公演に留まってはいますが、理解を示してくれてボランティアで出演してくれる能楽師もおられまして(ホント、感謝!(・_・、)、 なんと今年は5回の公演が決まりました! そうしてその第1回がおととい、になりますか、8月4日に行われました。
場所は…おおっと、ホント? って感じですが、花火大会の会場。そのイベントのひとつとしての出演です。これは初めての公演場所で、こういう場所へ出演したことは、ぬえ自身もないなあ。それで事前にわざわざ打ち合わせの会合にも足を運びまして、情報を集めて公演に臨みました。いやもう、わからない事だらけです。
会場は野外…なのは当たり前ですが、舞台面(?)は…コンクリートだそうです(!)会場の広さは…え? 横幅27m?? ああ、照明やPAのやぐらがあって仕切られるから、少し小さくなるんですか。え? それでも12m×10m? ええと…あ、能舞台の4倍の広さっていうことですか…
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5回の公演が決まったため、出演者にもできるだけ公平に役を振り分けるように配慮し、毎回シテ…というか主役や準主役の役を交代させます。稽古は大変なんですが、やっぱり公平であることが一番でしょう。このことを実行委員会に告げたところ、「すると…去年のように段々と上手になる、というのは見込めないということですね?」と言われてしまいました。…ん~、ま、ある意味そうでしょう。でも、みんなが頑張って、前回の主役より上手く演じてみせる! という気概があれば、案外相乗効果で良い結果が生まれるかも。
こうして、今年で上演も3年目を迎える子ども創作能『伊豆の頼朝』が上演されることとなりました。昨年たくさんいた出演者も、4月に多くの6年生が中学に進学してしまったため、総勢13名と少々寂しい人数となってしまいましたが、5年生・6年生に強力な新人を迎えることもでき、稽古はまずまず順調でした。さあて今回の主役・源頼朝は4年生のイチイ! 準主役の山木兼隆は ぬえの個人指導の稽古も受けている5年生のヒトミ! そうしてそれらの郎党役にカホ(6年)・ユイ(5年)の新人二人と、もうベテランの域に達した4年生 リサ・ユカの二人。
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順調、とは書きましたが、稽古では ぬえの怒号も飛びましたし、稽古中に涙する子も出ましたが…まあ、いくら子どもが相手でも、そういうものです。自分が楽しいだけじゃダメなんで、お客さまの前に立つ、見せるという気持ちと責任感がなければ、舞台に立つ意味がない。無理はしませんが、最低限そこは気づいてもらわないと。
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で、速報的に様子をご報告すると、いや~すんごい気迫の舞台でした。あんな大きな声と、あんな鋭い切り組ができるとは。お~い、それが実力なら最初から見せてくれれば ぬえはラクに稽古できたんぢゃ…