見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

人が中心の人道社会へと

2016-11-13 22:22:20 | 持続可能社会

 ちょっぴり行儀が悪いのですが、お昼を食べながら、新聞のコラムを読んでいて、そうだ!って。
 学会の会合で、初代牧口常三郎会長はその著作「人生地理学」で、時代は「戦争」から「政治」へ、そして「経済」へ、更には「人道」の時代へと変わると喝破されているが、それがこの著作の要であると聞きました。

 まさに!コラムには、イギリスのEU離脱、今回のトランプ勝利と「想定外」な選択。それは、こんなはずじゃなかったという格差や不公平感へのいら立ちが背景と書かれていました。
 この結果は、富の偏在への不満こそ、経済から人道へとパラダイムシフトを起こそうという人々のエネルギーではないか。そのエネルギーが蓄積し、噴き出している結果ではないかと思ったのです。

 そして、その会合の前、「『14歳からの発達障害サバイバルブック』出版記念講演会」に参加したのですが、改めてのへえ!や目からうろこがいっぱい。結構関わってきたつもりですが。
 発達障がいを抱える方は、私たちが考える以上に生き辛さを感じているんですよね。へえ、そんなことが!
 「アナスタシア」で知った「シチェチニン先生の学校」の最大の魅力は、違いを違いとして受け入れるところだと改めて思います。同調圧力がないんですよね。今日の皆さんも同調圧力に息苦しさを覚えている。


 鳥取の発達障がいカウンセラーの岡本岳大さんは、この本の著者の難波さんと同じような仕事をしていますが、彼は、発達障がい者は新しい人類と言っていました。
 今日、まさにそうなんだろうなあ、って改めて感じたんですね。彼らこそが、マイノリティーが生きやすい社会を作る主役だと。それは、マジョリティーにとっても生きやすい社会なんですね。
 その社会は、決して経済が中心じゃないんだろうと思います。人が中心となる「人道」社会。

 「経済」の幻想から解き放たれた、誰でもが自分らしく生きやすく生きていていい社会、目指したいですね。

コメント
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