あの本、難しくてまだ十数ページで止まっています、と。
その時、この本読みませんかと彼が持ってきたのがこの本でした。
この本が読めるなら、彼に貸した「アナスタシア」はとても読みやすいと思うのですが、、、彼が読んで欲しいと持ってきたその本は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と言われる、アルフレッド・アドラーの思想を、青年と哲人の対話篇という物語形式で書かれた一書。
思想・哲学書というとまずは難解だろうと高いハードルを想像しますが、対話形式ですから、初心者にもわかりやすく書かれています。
とは言え、サーッと読み進んでハイ解りましたと言えるというものでもなくて、、、
さて、アルフレッド・アドラー、実は初めて聞く、目にする名前でしたが、“人が幸せに生きる”ことへの答えは表現の仕方は違えど通底しているよなあ、読み終えたわけではありませんが、そのように感じています。
それにしても物の見方、アプローチの仕方は、なるほど!と思わせるものの連続で、とても参考になるものです。
「すべての悩みは対人関係の悩みである」、ちょっと確認したいと思うことはありますが、まさに、そこさえ解決できたら人生はもっと明るく、楽しくなるだろうと思います。
さまざまな気になるフレーズが頭の中にありますが、結局は自分の意識次第かなあ。
あと少し、読み終えるのが楽しみです。
秋の夜長、アドラーとともに我が人生の更なる高みを目指す旅を始めませんか?