小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原市内に点在している市営住宅は老朽化により空家になっている住宅があって、2020年には全戸空家となっていた市営栢山住宅が解体された。市内府川にある市営仲沢住宅は約半数が空家となっており、今年度中に解体工事が行われる。小田原市府川の市営仲沢住宅は道路を挟んで、10棟の簡易耐火平屋建の住宅で構成されている。道路南側にある5棟は現在空家となっていて住民はいない状況。市営仲沢住宅が建設されたのは昭和39年から昭和40年にかけて。築年数は約60年で市内にある市営住宅の中では3番目の古さ。南側の住宅は1棟に5世帯が入居できるようになっており間取りは2Kと3K。撮影に訪れた時は、まだ工事前で工事の範囲は不明だったが道路南側の5棟は全戸プロパンガスが外されて空家となっていた。恐らく空家になっている6号棟から11号棟が解体されると思われる。小田原市営仲沢住宅解体工事の工費は税込45,954,920円。昭和の佇まいの平屋や文化住宅は年々少なくなってゆく。

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