<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

ぐうたらが一番お似合いなのである

2017年11月27日 12時02分07秒 | Weblog

さ、お昼。怠け者独居老人はお昼を作るのも、食べるのも、食べた食器を洗うのも、元通り片付けるのも、みんな面倒だ。だが、腹が減っている。グウと鳴る。困ったものだ。何かを食べたいという旺盛な食欲でもあれば、それに押されてすぐに立ち上がるだろうが、それが乏しい。ま、働いていないから、当然か。

老人は概して無意欲。それで済む。よいしょっと掛け声を掛けて意欲なるものを奮い立たせる。これに時間を使う。何分、余生を送っているのだからなあ。余生とは余り物のこと。謂わば付け足しだ。そう考えるのは良くないだろうが、ともかく必須ではない。いてもいなくてもいいのだ。家族の日は暮れる、社会の日は暮れる。

とまあ、拗ねた目つきをするのも老人。しかし、どうしてもそこに居てもらわなければならない中心人物を演じるのは御免蒙りたい。一生現役だなんて粋がってしゃしゃり出たら若者が迷惑するだろう。それにその力も何処にもない。ハズレ者が丁度いい位置。そこで自由を吸っていた方が、様になる。つまり、ぐうたらが一番お似合いなのである。発言権のあるお年寄りが先頭を走って威張り散らしている例があるが、ご苦労様である。

一人居てもお昼はお昼だ。年寄りでも若者でもお昼はお昼だ。インスタントのカレーうどんでも作って食べよう。これに小松菜のやわらかいベビーリーフを茹でて加えるとおいしい。

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こういうアクシデントもある

2017年11月27日 11時44分13秒 | Weblog

干し柿を吊していた竹竿が重みに耐えかねて折れてしまった。竹竿も古くなっていたのだろう。渋柿は大きいから一縄10個~12個になると、その重さは重い。片手に持てないくらいずしりと来る。それが竹竿にずらりと掛かっている。

朝方、2階のベランダに大きな落下音がした。だだだだああん、と。上がって行くと、平たい物干し台に吊し柿が散乱していた。叩き付けられた衝撃で、柿の蔕(へた)が折れてしまって無惨を晒しているのもあった。

町へ出てステンレス製の物干し竿を買って来て、これを付け替えた。根気の要る作業だった。元のように剥き柿を吊し終わったらお昼になっていた。そういうわけで畑仕事の予定が失せてしまった。吊し柿がおいしくなって口に入るまでには、こういうアクシデントもある。

 

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沈黙を守り通していると、石になる

2017年11月27日 08時42分40秒 | Weblog

おはよう。今日の自分に挨拶してみる。一人でいるからこうするしかない。沈黙を守り通していると、石になる。石は冷たい。

おはようは温まるための焚き火の役割をする。冷たい石になって放置されている自分をあたためるための。

おはよう、さぶろう。寒いね。11月も末だからね。でも今日は日が射しているよ。部屋の中まで日脚が延びているよ。うん。光に親しみを覚えるね。

一人を二人にして言葉を交わす。秋晴れの日。何をして過ごそう。人とは交われないから、やっぱり畑かな。畑仕事かな、するのは。北の外れの畑へ行って、草取りを続けるとしようか。寒い風が吹いていなければ。

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