ああ嬉しい。嬉しい。
今日、ある人がわたしの家に、「県文学賞作品集」という冊子を届けてくれました。そのある人の入選作品の載ったページには付箋がしてありましたので、まずはそこから読み進めました。
読み進めているうちにわたしの投稿した作品にも遭遇しました。短歌が佳作に選ばれていたようです。
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なんどきか雀は雀をしてをって遊んでをってもう茜空
健康な宇宙が回り太陽と地球が回りわたしが回る
此処でこうわたしが泣いておりますと晴れてくれるんです秋空が
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5首投稿していましたがそのうちの3首が残されていました。
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多久島真理子選者の選評もありました。こんなふうに。賞めて下さっていました。有り難うございます。嬉しくなりました。
「独特な語り口で、歌ことばを排した、口語短歌のモード。現実とはすこし離れた宇宙天体、鳥、昆虫に立脚点を置き、それらに意思を持たせ、やがては作者の弱気な心情に添わせるあたり、着地が巧い。今後に期待する一人であり、たっぷりとした容量を持つ一連」
ふふ、でも、佳作止まりでしたけど。選者は3人。他の選者の受けがよくなかったのかもしれません。