わわわわわっ、雪だあっ! 窓の外を粉雪が舞っています。風がビュンビュン吹き荒れています。
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ぽっちゃりの睫(まつげ)を閉じるお爺さん客は来ぬなり古本屋へは
薬王華蔵
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わたしの落選の短歌。落選落選ばっかりです。何週間も何ヶ月も。
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町中の煤けた古本屋の店の奥。店番をする長い睫が垂れ下がっているぽっちゃり顔のお爺さんが、こっくりこっくりお昼寝をしています。客の訪れはありません。外は吹雪いています。
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落選落選落選するに決まっているのに、それでも投稿を続けています。このお爺さんはケナゲです。いまにいい作品が創作できるでしょう。創作は人生創造だから楽しいのです。
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