麦畑わたしひとりのコンサート
山鳩暮風
いつもの落選の俳句。
*
山里の冬の畑は麦畑です。山の麓までずっと麦畑が広がっています。
*
ソプラノ歌手の雲雀が大空に揚がります。大空を行き来します。大空と麦畑がわたしのコンサート会場になります。観客はわたしのほかにはいません。
*
わたしひとりのためのコンサートがもったいなく感じられます。
*
でもでもでも。それだけの価値を与えられているわたしがいます。
*
このわたしは厳かなわたしです。自己蔑視の対極にあります。
麦畑わたしひとりのコンサート
山鳩暮風
いつもの落選の俳句。
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山里の冬の畑は麦畑です。山の麓までずっと麦畑が広がっています。
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ソプラノ歌手の雲雀が大空に揚がります。大空を行き来します。大空と麦畑がわたしのコンサート会場になります。観客はわたしのほかにはいません。
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わたしひとりのためのコンサートがもったいなく感じられます。
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でもでもでも。それだけの価値を与えられているわたしがいます。
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このわたしは厳かなわたしです。自己蔑視の対極にあります。
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