<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

それがここちよげに、ここちよげに見えている。

2025年02月08日 08時56分20秒 | Weblog

ここちよげに、ここちよげに、冬の大空を一片の白い綿雲がふんわりふくらんで流れていく。

下から仰いで見ている老爺の目には、それがいかにもここちよげに見えている。

そう見ることで、老爺の目もまたここちよげになって細くなっている。

雲をここちよげに見たら、それで人間の目がここちよげにもなる、そこがまた不思議だ。

だったら、ここちよげになることは簡単なことだ、じつにシンプルなことだ。この手に乗らないでなるものか、と思う。

ふんわりふわり大空に浮かんでいた白い雲は、さて、何処を目指して行ったのだろう。

雲のヤツ、歓を尽くしたと感じて、中途ですんなり消えてしまったのかも知れない。

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