低スペックのパソコンでもVistaを高速化にしてくれた、「驚速 for Vista」のソフトはソースネクスト社。
このソフトだけではなく、いろんな製品が売られているみたいです。
ラインナップの中で興味があったのは、「ゼンリンデータコム デジタル全国地図」。
1,980円でいろんなことができるなんて本当なのかい!?と好奇心でダウンロードしてみました。
ゼンリンといえば、個人名の載っている「住宅地図帳」で有名です。
その住宅地図をそっくり電子地図にしたものですが、プラシバシー保護の観点からショップの名前、施設名しか載っていませんでした。
まず、私の住所を入力し、検索してみますと・・・お見事。当たっていました。
しかも家の形や大きななど一目瞭然。
「紙」の住宅地図帳もそうだけど、最新版では私の姓名がちゃんと載っているのにびっくりしました。
ゼンリン社のホームページで調べたところ、ゼンリン社の社員が1軒1軒ずつ回って調査しているみたいです。
「地図帳ができるまで」
伊豆諸島や小笠原、青ヶ島のような山口の実家など人があまり来なさなそうな田舎は村役場・小中学校・郵便局程度の情報のみになっていました。 使い方の例として、千葉駅を表示させてみました。
コンビニ、銀行、ファミリーレストラン、携帯ショップ、ガソリンスタンドはアイコンで表示、ショップの名前が載っています。
例えば、見知らぬ土地のグルメリサーチで行ってみたいと思えるお店の住所を入力すると、「+」ポインタで教えてくれます。
それを拡大し、プリントアウトすれば、迷わずたどり着けそうです。 これはドライブの計画に役に立ちそうです。
出発地・檜原村数馬
到着地・千葉駅 と設定し、ルート検索をしてみると・・・
高速料金・走行距離・現地点では目的地まで残り何キロ、高速道路の道標などカーナビのように表示してくれます。
クルマだけではなく、ウォーキングにも役に立ちそう。
青ヶ島では内地みたいにあと何キロなどの道標がありません。
三宝港(青ヶ島港)から村役場まで歩くとしたら、どのくらいかかるかを調査することもできます。
その結果、5099メートル、徒歩時速4キロで設定してみると77分(1時間17分)でした。
ジェットコースターのようにアップダウンする坂道なので、実際は2時間かかりそう。
左に行くよりも右回りのほうが近道ですが、実は崖崩れで通行止めになっているので、左回りが青ヶ島の大動脈になっています。
三宝港が船着場だった頃の昔はもちろん今みたいに自動車もありませんので、牛に荷物を載せ、集落まで運搬させていました。もちろん、人も徒歩。
1,980円でよく出来ている電子地図になっていますので、購入してみる価値はあると思います。