3月14日の朝。
窓を見ると、強風にたたきつけるような大雨。
携帯電話のサイトで「東海汽船」を検索すると、
東京 → 館山 → 大島 ×(欠航)
大島 → 館山 → 東京 △(天候調査中) 10時頃発表
△の天候調査中は微妙なところだな?と思ったら、ドアのところでホテルマンが「入ってもいいですか?」と合図を送っていました。
「今日の船だけど、館山行きの高速船は95%の確率で欠航になる見込みです。
昨夜欠航した「かめりあ丸」が臨時として、14時入港、14時30分東京に向け出航します。
いかがなさいますか」
「東京に着くのは何時頃?」
「4時間なので、えっと・・・18時30分頃。今日は波が出ているので、19時頃」
「館山に車を置いているので、明日の高速船で帰ります」
「本日はどちらになりますか?」
ハン尚宮(母)「今日もこのホテルのままでいいじゃないの~」
「本日もまた宿泊したいので、よろしくお願いします」
「ははっ、ありがとうございます」
今夜の夕食も昨夜と違うメニューにしたいとお願いすると、
「はい、連泊のお客様には昨日とは違う内容をお出ししております」 朝ごはんでした。
島らしく、シンプルでヘルシー。
ハン尚宮「野菜がないわねぇ・・・。1日の始まりには必ず野菜類を補給せんと」
レンタカー返却後は3時20分発の高速船で帰る予定だったが、もう1日延長となると料金がかかってしまう。
それまでに効率よく島を回さないと・・・と朝食後すぐに出発。
元町港は大波が出ているが、岡田港はベタなぎ。
この程度だと高速船は出れるはずだが、途中の強風で横転の可能性もあるとそう判断されては仕方がありません。
今日のチケットを明日に変更の手続き。
欠航になった分を明日に変更する人が殺到し、のんびりしていたら「です」と言われたら・・・と思うだけでぞっとします。