三宝港の小さな小屋です。昔から変わらずですが、今は使われていない様子。旧待合室と同じく廃墟。
これはたぶん、モーター小屋かな。現在は、青翔橋完成に伴い、駐艇場整備。港で係留させたままだと押し寄せる波で破損を受けるので、丘にケーブルで揚がります。テレビで「空飛ぶ船」だとかよく紹介されています。
駐艇場がなかった昔は、この急こう配に船を並べていました。自力で運べないので、船の下に丸太を入れて、このモーターで引っ張っていたに違いない。(昔の写真を見ると、急な坂に所狭しと船を並べて置かれてあったので、これがモーター小屋だということは私の想像です。
これでも、都道236号線!!都心は300番台や400番台の都道が網の目のように広がり、24時間ひっきりなく車が通っているのに、ここは・・・。しばらくすると崩落現場の工事車両通過!!車は来ないと思っていたのに、びっくり。
岩から生えている植物。
昔から神々の島だと呼ばれているとおり、ここにも鳥居がありました。三宝港に向かっているので、荒れないように鎮める神様だと思います。 真ん中に「三宝港鎮守大明治」、左は「三宝大明神」の文字が見えます。明治時代なので、1870年から1900年の間かな。
過酷な自然環境、1本だと頼りなさそうなので、鳥居が何本も重なっています。
青ヶ島はこれで6回目。クルマで進入すると危険だと理解していますが、ずっと前は知らずそのまま突っ込み。つづら折りの道にびびり、バックしながら戻りました。これでもれっきとした東京都の管理する236号線ですっ!!ガードレール、新しく付け替えていますね。大千代港に行く道もきれいに草刈してあるし、ここでも!?この先は、民家はなく崩落現場の通行止。人が使っていなさそうな場所なのに、きちんとメンテナンスしているなんて、不思議。