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写真は下関市議員の吉田真次のブログから引用。父の姉の娘の息子。(私から見れば「従姪」)青ヶ島と同じく、私の故郷なので、思わず毎日覗きに行っています。
議員なので、現状のままではまずいと気付いたのか、高齢者でも利用しやすい環境づくりを考えて下さるそうです。
色あせたキハ40 2075。1980(昭和55)年製造、車齢35年目。新製時から小郡に配属なので、子どもの頃通学に乗ったことのある車両。室蘭本線の小幌駅に停車するキハも同じ形式。
・山陰本線利用促進のブログ
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ここは長門二見駅。昭和3、40年代の國鐵時代は24時間体制で8人もの駅員さんが駐在するため、貫禄のある木造駅舎でした。無人駅化になったのは、平成元(1989)年10月24日から。平成11(1999)年、旧駅舎解体。そして、簡素な駅舎になりました。
海岸沿いだったレールをここで90度方向転換するため、そのような崖っぷちに長門二見駅を敷設。1925(大正14)年開業なので、今年でちょうど開業90周年目。今みたいに重機などがなかった大正時代の建設技術であんなことまでできるなんてすごいことだと思います。東京駅開業も1914(大正3)年12月20日なので、わずか10年後。東京駅から長門二見駅までつながっていました。
大正時代の駅なので、今のような「バリアフリー」なんて念頭に入れていなかったかもしれません。
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急な階段を登って・・・
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ホームにあがります。
駅周辺は高齢者が住まわれている方が多く、こんなにつらいな階段を上がってでも汽車に乗りたがらない。利用しない人が増えると、JR西日本も採算が合わないからともっと本数が減らされてしまいます。
私が子どもの頃は1時間に1本、朝夕は1時間に2本、急行「ながと」停車、夏季の海水浴シーズンになると特別に冷房付きのキハ28+キハ58の急行を「快速」に格下げ、急行料金無料。長門二見は土井が浜海水浴場への接続駅なので、快速も止まります。特急「いそかぜ」もあったし、平成初め頃の山陰本線は賑やかなのに、今は・・・2時間に1本。学校の登校時間、下校時間に合わせて走らせるという感じに寂れたダイヤになってしまいました。
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國鐵の名残、長ーいホーム。
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今日も二見のお魚。枝豆は初物。すごーく久しぶりです。青ヶ島の「ひんぎゃの塩」をまぶして。