11月2日木曜日。朝から爽やかな秋晴れです。あおまるは、本日も通常通り就航します。昨日(11月1日)は八丈島で積み荷作業が長引いてしまい、定刻より40分遅れで出航。昔は、積み残しがあっても、定時出航でしたが、今は全部積んでから出航・・・となったようです。これで「船が来たのに、荷物は届かない」という現象はなくなったかと思います。「定時出航だと、どうしても積められないんですよね。翌日に回すか、翌日から欠航が続くようならヘリに積む場合もあります」と話を聞いたことはあります。昨日の乗船客の数は目玉が飛び出すほど多かったようです。明日3日から5日まで3連続で「運休日」。
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まもなく・・・車掌さんの検札プレイ開始っ!!全車指定席、検札しないわけではないので、乗客の持っている切符を改める。無賃乗車を摘発し、お客さんを罪人として陥れるため詰問するわけではなく、他の正規な切符を持つお客さんとの公平さを期すため、運賃不足のお客さんがいればちゃっかり徴収するのが車掌さんのお仕事。JR6社の中で検札をよくするのはJR西日本。本社が大阪なので、地方の支社でさえ少しでも運賃の取りこぼしを防ぐため徹底っぷり。検札を省略するチケットキャンセラー方式(お客さんを信用している)をとっているのはJR東日本と、JR北海道かな。JR北海道の特急、自由席に座っていても検札無し、ということもしょっちゅうあった。自動改札機のある駅に下車だったら、乗車券のみでも通れるので、ちゃんと特急券を持っているかどうか検札しなさいっ!!どうやら、日本の東側は「宵越しの金は持たぬ」という性格が表れている。私が車掌になったとしたら、「宵越しの金は持たぬ」の正反対出身なので、乗客の持っている切符がオタク発券なのか、どこの駅で発行されたのか、発券された機種はどうか見る楽しみもあるので、端から端まで検札してしまいそう。
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検札のチケッターはご自身で押印ください、と渡されてきたときビックリ!!運輸区名や日付の入っているチケッターは郵便局の通信日付印と同じく「公印」扱い。そのチケッターをかっぱらい、一般のお客さんが勝手に入鋏することはできない、となっているけど、大丈夫なのかい!?と思ったら、元貨車のトラ号を可愛いキャラクターに変身したデザインでした。「乗車記念 使用済」のスタンプは車掌さんが押印。今はもう希少になってしまった熱転写方式の券売機で発券したものなので、スタンプのインクでにじむ心配は不要。熱転写方式のMV30が出たのは2006(平成18)年頃だと思う。もう製造されなくなり、今も現役で設置されているところは骨董品レベル。
VF(東)、MK(西)、MV50(九)・・・OKI電気のものだけど、印字が薄くって好きでない機種。最新機種のME4型は印字が濃くなっているので評価できる。
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きれーだな、四万十川の絶景。青空が川の表面に反映。
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宇和島方面に向かって、右側の座席なら、このような風景が続きます。左側の席は少し損してしまいそう。