東京アイランド

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ずーっと船が動いていないのに空輸で「超超超速達便」

2019-08-12 22:00:36 | 2014~2022青ヶ島

 8月12日の朝。赤い郵便屋さんの車が我が家の前に停まり、ピンポーン!
 「ハンコお願いしまーす!」
 510円の赤いレターパックプラスは速達に加え、受領印が必要になるもの。厚さに制限なし、4キログラムまで。封筒からはみ出さないようにうまく梱包し、正六面体で4キログラム以下なら可。夕方以降郵便局に到着したら、すぐ配達へ。

 360円の青いレターパックライトは準速達。(準速達という言葉は郵便局にないけれど、私の造語。青いレターパックも「速達」に変わりは無く、郵便局に到着した時点で速やかに配達しなければならないんですが、必ずしも配達しなければならない、というわけではない。場合により、翌日に回すこともある。)
 厚さは3センチまで。3センチを超えると引き受けはできない。ポストなどの郵便受けに配達されたら、データは「お届け済」入力し、配達完了。受領印は不要。
 
 定型の「速達」は別途280円かかるのに、レターパックは速く相手へ届けたいときに便利なサービス。レターパックは「速達」なので、8月11日のヘリコプター搭載、八丈島でANA飛行機に乗り継ぎ。発送日の翌々日にお届け!!という流れになります。昭和30年代だと、運が良ければ数日後から遅ければ3、4ヶ月後だというのに、今はかなり速い!!
 しかし~重たい箱状の「ゆうパック」はチルドを除いてヘリに積められないので、欠航が続くと三根郵便局で長期保管。あまりにも溜り過ぎると、郵便ヘリを要請し、9人乗りの客室を郵便専用便に変身。


 8月10日 → 12日に届いたとい証拠に電波時計の日付も映るようにしました。日付の改ざんができないように、郵便局の到着印が確かな証拠になりますが・・・。

 もう43回になるんですねぇ・・・。
 第1回目は、1977(昭和52)年。復活の第1回目は、7月24日に実施。もともとは、1950(昭和25)年に第1回牛祭り開かれ、役牛99頭、乳牛79頭、豚44頭、鶏570羽。いつしか牛祭りが中断され、再開は1977(昭和52)年。その頃の台風は今みたいに8月に来る回数がとても少なく、多くの青ヶ島出身の方が帰ってくる、曜日に関係なく8月10日に実施と決められたのは翌年の1978(昭和53)年から。
 当時は参加人数がとても多く賑やかな様子。島民たちのファッションも昭和らしい装いです。

 今年の屋台です。欠航続きでも、ちゃんと提供できているところが素晴らしい!!
 牛すじてりやきチキン。牛肉とチキンを一緒にしたもの!?どんなものなのか気になるところ・・・
 スパムおにぎりは沖縄で人気な料理なんです。もしかしたら、青ヶ島在住のうちなんちゅ(沖縄方言で「沖縄の人」)に作り方を伝授!?
 カレーライスは以前お世話になったところですね。とっても気さくな、お人柄でした。
 あおがしま屋さんは、宿屋さんですが、いろんな、ひんぎゃの塩から作られた「あおがしまスイーツ」で有名です。うな丼も出るんですか!?
 広江建設さんは、手羽先唐揚げ。青年団の「焼きそば」は毎年の定番メニューですね。

 喫煙場所は奥に追いやられていますね・・・。昔・・・2010(平成22)年の時は会場のあちこち灰皿が置かれていて、タバコ吸い放題だったけれど、近年制定された東京都受動喫煙防止条例の全面施行に伴い、日本一秘境の青ヶ島村まで対策。

 青ヶ島ステッカー。どこに貼りましょうか・・・。

 最後に毎年頂いている、牛Tシャツです!!8枚目になりました。生地が大変丈夫なので、8年前でも劣らず今でもランダムで着用中。小笠原に出かけても「あおがしま」や「青ヶ島」の文字がでかでか・・・。すぐ着るのがもったいないので、本当に着る前に封を切りますね。
 いつも、いつも、本当にありがとうございます!!
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本日も欠航

2019-08-12 09:32:25 | 2014~2022青ヶ島
 2019年8月12日(月)運行状況

 伊豆大島 全便就航
 利島   ジェット船のみ欠航 (下田発着フェリー欠航)
 新島   全便就航      (下田発着フェリー欠航)
 式根島  ジェット船 条件付 (下田発着フェリー欠航)
 神津島  全便就航      (下田発着フェリー欠航)
 三宅島  たちばな丸 就航  (八丈島行きを取りやめ、三宅島折り返し)
 御蔵島  欠航
 八丈島  欠航
 青ヶ島  欠航
 小笠原  8月13日午前11時出航予定 (本日の正午決め)→ 8月14日午前11時出航に変更

 13日の波高予報を見ると、神津島まで波高5m。神津島から父島まで外洋だと6~7m。大時化で危険な海上状況。2回続けての欠航になる可能性も出ています。お盆で予約殺到の便ですが・・・。平成から令和に改元されてから最初の8月。大型でノロノロの台風10号のせいでめくちゃくちゃ予定が狂ってしまいそうです。小笠原の観光業者さんや宿も書き入れ時なのに、2回続けての欠航は大きな損害。
 あおがしま丸も最後に船が来たのは8月3日。4日以降ずーっと船は来ておりません。現在、東京待機中。

 おがさわら丸 8月13日は出航取りやめ、8月14日11時出航に変更
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24時間といっても「あっという間」

2019-08-12 00:00:00 | 2019_夏_小笠原

 6階の1等スタンダード部屋の窓から。設備は普通のビジネスホテルのツインに変わりは無く、室内スリッパ、テレビ、お湯沸かしの電気ケトル、アメニティは歯ブラシ、タオル付き。(シャワーは別室でリンプー、石鹸の備え付けあり)スイートルームは、最高峰ランクのお部屋。なんと!浴槽付き。
 特2等寝台は窓がないけれど、カーテンで仕切ってしまえばプライベートを保つことができ、衛星放送のテレビ見放題。2等寝台はテレビ無し。2等和室は寝台特急サンライズの「のびのび座席」と同じ雰囲気。「のびのび座席」とは、頭の部分だけ仕切り板がついているだけで、横になれる。特急券+指定席券のみで乗れるので、かなりリーズナブル。個室のシングルだったら、ベッドに寝間着、枕や毛布が付く。特急券+寝台券+指定席なので、1泊分のホテル代を投資。
 「インターネット予約のえきねっとでも、7月1日から、のびのび座席の予約が取れるようになった」と友人からの情報。
 さきほど、えきねっとにログインして予約操作をしてみたところ、のびのび座席が追加されていました。しかし、個室の予約は不可です。では、JR東日本の首都圏エリアの住んでいる方は、サンライズ個室を申し込みたいときは「みどりの窓口」で並んで購入するしかないですが・・・
 駅に行かなくても予約できるのは、JR西日本のJ-WESTカード保有者かつe5489会員であれば、電話予約。JR東日本の東京都区内の駅またはJR東海の東京駅、品川駅、新横浜駅でも予約した内容の発券も可能。
 こちらの記事から参考しました。

 ランチは・・・竹芝桟橋の待合室で新しくオープンしたばかりの伊豆大島「べっこう寿司」専門店で購入したランチボックス。

 これから小笠原に行くのに、伊豆大島の郷土料理!?
 伊豆大島が生涯初の離島旅。中学のときに・・・。山口県の「角島」が実家に近く最も身近な離島なのに、1度も連れてもらえなかった。下関の蓋井島や、小倉北区の藍島も。伊豆大島から飛び石伝いで利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、最果ては小笠原と覚え、その中で極端の興味を持ち始めたのは青ヶ島。「想像を絶するほどの秘境」と思い描いていたとおり、1999(平成11)年初上陸したときはカルチャーショックの連続。その後、青ヶ島が好きになり、5回も上陸。令和になって、青ヶ島へ行けるのはいつになるのやら・・・。

 私たちの部屋は小笠原方面に向かって右側なので、この風景は神奈川県三浦半島の先っぽ。

 1等スタンダードの部屋は衛星放送も視聴できるので、退屈しのぎに船内をウロウロしなくて済む。ずーっと部屋に居ながらにしても快適な空間。
 御蔵島はお椀をひっくり返したような島影なので、ここは三宅島近海を通過中。

 小笠原まであと781キロ・・。

 18時20分頃。八丈島近海通過中。この天気だと、18時50分頃見えるはずの青ヶ島の島影が見えず・・・。

 レストラン「ちちじま」で夕食。あっさり、さっぱり系が食べたくなり、「サラダ冷やし中華」をオーダー。
 3年前のメニューに比べると、今回は充実している。2代目の(旧)おがまるのレストランのほうが、ショーケースから自分の食べたいものをチョイスできたのに、今の新しい船はチョイスできるのはサラダと一部の小鉢。3年前に比べるとメニュー内容が充実している。変わり映えがなくいつまでも同じ、というわけではなく、改善を繰り返した結果なんでしょうね。

 小笠原のお酒を売店から購入。21時まで営業。売店は陸地とほぼ同額で発売しているので、特に高いとは感じず・・・。

 21時前、目的地まであと580キロ。東京から大阪までと同じくらいの距離、「のぞみ」なら2時間半だけど、「おがまる」は14時間もかかる。
 明日の父島をワクワクしながら早くも就寝。
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