12月16日金曜日。本日の船(八丈島~青ヶ島)は海上状況不良のため、欠航です。次回は17日(土曜日)の朝決めとのことです。最後に来たのは12月10日なので、1週間近くずっと来てないんです。1年の中で就航率が下がるのは冬期のあいだです。この時期の青ヶ島行きは綱渡りの状態です。上陸してしまうと1週間前後は帰れなくなる可能性もあります。
私が子どもの頃は「明治、大正、昭和」だったんですけど、今どきの子どもたちは「昭和、平成、令和」。もしかしたら、昭和は明治みたいに古い世代だと捉えているかも知れません。しかし・・・昭和末期の60年以降生まれの方はまだ30代。おじさん呼ばわりにするのはちょっと失礼かも知れません。
まもなく、青春18きっぷのポスターで有名になっています、千綿駅です。
10月なんですけど、この日の「ふたつ星4047」の車内では冷房キンキンの状態なので、思わず長袖を羽織ったほど。サービス過剰はほとほどに。もう10月なんだから、冷房は入れなくてもよろしいっ!!今日は12月16日、今の季節暖房なんですけど、節電のためリモコンは「20度」を設定。今の時代、エネルギーの高騰化により、かつてのような冬でも常夏モードにすることはできぬ。もったいないです。毎月の電気代請求書を見ると、迷惑な中国ウイルスやロシア蛮行が始まる前に比べると高くなっているのは確か。
ふたつ星4047は「特急」と名乗っていても中身は観光列車そのもの。割高な特急料金を徴収している理由は座席指定券料金は530円でドタキャンしても席を戻すのが面倒だと思う輩が多い。発券済みの満席のはずなのに空席が目立っていて、本当に乗りたい人が乗れなくなるおそれがあるため。
千綿駅は1928(昭和3)年開業なのですが、1993(平成5)年に当時の姿に復原する駅舎改築が行われました。およそ30年前に建て替えられたものなんですけど、昭和初期のレトロっぽさ雰囲気が漂います。
簡易委託駅なので、きっぷを販売するときもあるとのこと。
千綿駅の続きは長くなりそうです。また今度。
瀬戸大橋の大部分は香川県坂出市なので、途中に架かっている島も香川県に属します。上を走っている高速道路は島民のために出入口が設けられています。
1955(昭和30)年、当時の国鉄連絡船が海難事故に遭ってしまったことから、本州と四国に橋を架ける構想が出たとのこと。同じく青函トンネルも1954(昭和29)年、国鉄青函連絡船が海難事故。トンネルを開通させると本格的に工事が始まったのは1961(昭和36)年。こちら瀬戸大橋の着工も1978(昭和53)年から。どちらも1988(昭和63)年に開通。
青函トンネルは全長ほぼ54キロ、工期は27年。瀬戸大橋は12キロ、10年。
2回目の島を通過中。
この風景が見えたら、本州の岡山県に入ります。
このあたりは岡山県児島市かと思いましたが、現在は倉敷市と合併しています。合併前の「児島市」のほうがじっくりと来るのに・・・。
JR九州の鹿児島中央駅からスタートし、途中から「肥薩おれんじ鉄道」、再びJR九州、別府から八幡浜までフェリーで移動し、JR四国。ここからやっと3社目のJR西日本です。
12月12日の12時半頃。東海道山陽新幹線の特急券や乗車券を決済したと立て続けにドコモのスマホに着信があり、私が申し込んだものではないのでかなり焦りました。第三者いや犯罪者の不正操作。ほどなく、「えきねっと」と紐付けている三井住友カードさんからこの買い物は本人のものであるか確認のSMSが届き、それは私の買い物ではありませんときっぱり拒否。承認はしていなかったので、勝手に買わされた特急券等の代金は売買不成立とし、プラスチックのカードは速攻で無効化。三井住友カードさんの不正利用を検知するモニタリング機能はかなり優秀。
プラスチックのカードは使えなくなったけど、ETCカードやスマホのアプリに入れているIDカードは自動的に新しいカードの番号に引き継ぐので、使えるみたいです。
定期的に引き落としを行う光熱費の会社にはカードが不正利用されてしまい、新しいカードが送られることになった旨を連絡し、切り替えまでコンビニ払込書での対応になります。すぐ切り替えられるわけではなく、2~3ヶ月かかるとのこと。
クレジットカードの情報を「えきねっと」に保存させたままなので、このような犯罪に巻き込まれたわけなんですけど、今後JR東日本およびJR北海道エリアの予約をする前に一時的にクレジットカードの情報を入力し、決済に成功したら、すぐカードの情報を削除。予約内容やQRコード付きのメールがスマホに届くので、駅でQRコードをかざし、発券できるかどうか。
天下のJR東日本だというのに、セキュリティがザルな状態なんて「えきねっと」を使うのに躊躇してしまいます。
ねぎし駅です。「ねぎし」と言えば、都内で展開しているチェーン店の「牛タンのねぎし」を連想してしまいそうです。美味しくてリーズナブルなので、上京した際のランチは「牛タンのねぎし」を探してしまいます。
もう1つの「ねぎし」は・・・
横浜市にあるJR根岸線の中心駅、根岸駅があります。残念ながら「みどりの窓口」は令和3年12月をもちまして、撤去。もし、健在だったら・・・
(只)根 岸 → 若 宮
経由:只見線 ¥190
(岸)根岸駅F1発行
横浜の根岸駅で只見線の根岸駅発の乗車券を発券させると、只見線の根岸駅でも「みどりの窓口」があると勘違いしてしまいそう。
新鶴(にいつる)駅は取り損ねてしまいましたが、その次は若宮駅。なーにもない、田舎の駅です。
12月13日火曜日。本日の船は海上状況不良のため、東京待機中です。次回就航予定は未定、とのことです。
JR東海の真新しい車両の旅行真っ最中にドコモの携帯に着信があり、確認してみると、立て続けに「えきねっと」の「申込完了」のメール。
今の時間12時半だけど、えきねっとのログインはしていない。ドコモのメールなので、「えきねっと」システムから正規に配信されたもののマークがついている。えきねっとをかたどったフィッシングメールは来ているが、クリックせず削除しているはずなのに?と眉間にしわを寄せながら申込み内容を確認すると、東海道山陽新幹線の予約内容。東海道山陽新幹線(九州新幹線も含む)の予約はいつもエクスプレス予約をしているはずなので、えきねっとで東海道山陽新幹線のきっぷを申し込んだ記憶はない。しかも、乗車券もセットされているのではありませんか。
しばらくしたら、えきねっとの決済用に利用している三井住友カードさんより、SMSで「カードのご利用確認にご協力をおねがいします」とメッセージが届き、内容を確認すると、決済内容はJR東日本。「はい ご本人様のご利用です」「いいえ、ご本人様のご利用ではありません」の2択。後者にチェックを入れ、即答。「決済は成立しておりませんのでご安心ください。カード無効化の手続きをさせていただきます」とのこと。
三井住友カードさんは不正利用はしていないか24時間常にモニタリングしており、JR東日本の新幹線予約内容を立て続けに購入する動きがあったと検知し、決済する前に本当に本人の利用なのかSMSで確認。それは私の利用でありませんと回答したため、被害は食い止められたんですけど、光熱費などの定期的に引き落としをするところにはカード番号変更の連絡はしなければならず、ちょっと面倒に・・・。番号をチェンジした新しいカードは後日届けられる予定。
申し込んだ覚えのない内容。
これも。
天下のJR東日本だというのに、セキュリティが甘いのか?と移動中の車内で困惑しながらも、「えきねっと 不正利用」のキーワードで検索してみたら、なんと!!!私だけではなく、被害者が多数!!
JR東日本のえきねっとは2021年6月から、申し込んだ時点で即時決済するので、クレジットカードの情報を保存させたままではなく、削除させたほうが安全とのこと。クレジットカードの情報を削除し、パスワードも変更。JR東日本のポイント3万貯めているんですけど、不正利用された痕跡もなく、ほっとしているんですけど、こんなの初めてなので非常に驚いています。
犯罪者が不正ログインして、立て続けに勝手に新幹線を予約して発券しても、カード決済の場合はきっぷの券面に「C制(クレジット制限)」と印字されるので現金に換えられないはずです。チケットショップに換金するとしても、身分証明書の提示がいるので、足が付くはず。いたずらにしては非常に迷惑だし、ふざけが過ぎている。
そのようなこともあったので、今後、JR東日本のえきねっとを利用するのに躊躇してしまいます。不正ログインやカード情報のセキュリティをしっかりしたまえ!幸いにもえきねっとの予約を三井住友カードさんと紐付けているので、三井住友カードさんが不正利用をいち早く検知し、SMSですぐ知らせてくれたおかげさまで犯罪者に不正取得された、きっぷの引き渡しはしていなかったんですけど、JR東日本の発行するビューカードだったらどう対応に出るのか。ビューカードは持っていますが、鉄道の利用でもANAマイレージのマイルがもらえるという理由だけで三井住友カードさんにしてよかった、と胸をなでおろしています。
・「JR東日本の“えきねっと”で勝手に新幹線の切符が買われた」被害が頻発? 約3万円引き落とされた記者がJR東に対応を取材した
12月12日月曜日。本日の船は海上状況が悪いため、青ヶ島行きは欠航となりました。次回就航予定は明日13日とのことです。
ふたつ星4047はいちおう「特急」なんですけど、ドア扱い無し運転停車もあります。諫早を出ると、次にドアが開くのは西九州新幹線停車駅の新大村駅。
諫早駅から在来線の大村線と西九州新幹線、ほぼ並行していますが、大村市の中心駅である大村駅とは離れています。再び、諏訪駅で一緒になります。
しかし、諏訪駅に新幹線駅として作らず、もう少し先に新しく新大村駅新設。大村線の歴史はとても古いのですが、この駅は2022(令和4)年9月22日開業の真新しい駅です。
竹松駅。
この駅名を見ると、日本酒の「松竹梅(しょうちくばい)」を連想。縁起の良い名前として名付けられたそうです。寿司やうなぎのランキングも「松」は最高級、「竹」は中くらい、「梅」は竹よりちょっと下がるという感じ。うなぎの「松」はうなぎがたっぷり乗っていて、「梅」はちょっぴり控えめ。うなぎの品質はどれも同じです。
次は大村車両基地駅。これも新大村駅と同じく、2022(令和4)年9月22日開業。駅名からにすると、西九州新幹線のN700S系「かもめ」が収納しているところ。
本四備讃線は宇多津から宇野線の茶屋町まで全長31.0キロ。うち、JR四国が運営しているのは宇多津から児島までの18.1キロ。JR西日本はわずか12.9キロ。茶屋町から既存の宇野線に接続。
経由欄が予讃・内子線・予讃・本四備讃・岡山となっていますが、厳密に言えば、本四備讃のとなりに宇野線が入るべきだけど省略されています。
宇多津駅を出た直後。都会の「市」のように見えるんですけど、香川県綾歌郡宇多津町。
もうすぐ海上区間に入ります。
向こうに見えるのは瀬戸内海の島々。
ここから瀬戸大橋に入ります。
香川県の宇多津から岡山県の児島までのきっぷは18.1キロなので、440円区間。特急だけではなく快速も通るので本数は多い。瀬戸大橋のおかげで気軽に往来できるようになりました。
瀬戸大橋の開業日は1988(昭和63)年3月20日なので、計算してみると早いものでもう34年前です。あの頃は額面が60円の瀬戸大橋開通記念切手発売。500円記念硬貨も出たし、JR四国が瀬戸大橋線開業記念オレンジカードも発売。
1985(昭和60)年、当時の国鉄が有効期限はありませんと規約を作ったとおり、今後、券売機が新しくなっても国鉄の遺産、オレンジカードが使えるようにすべきだと思います。
会津若松から西若松までは会津若松市内。次の駅も合併しているので、同じく市内なんですけど旧北会津村に入ります。
もともと「村」なので、このような光風明媚な風景に出会えます。
会津本郷駅停車。他に本郷と名乗っている駅は全国でいくつかあります。うち、JRの駅は千葉県の幕張本郷駅、福井県の小浜線、若狭本郷駅。そして、わが故郷の山口県山陰本線の宇賀本郷駅。只見線の会津本郷駅、全部で4駅。全国の私鉄も「本郷」と名乗る駅もあります。「本郷」の本家といえるところはおそらく東京都文京区本郷の旧地名、武蔵國豊島郡本郷が発祥。そこから全国に「本郷」という地名を付けられたとか。
車窓はのどかな田舎風景なんですけど、視線を車内に移すとまるで山手線ラッシュアワーそのもの。非常に混んでいます。
車内が混んでいれば、車窓は東京や大阪のような風景になるはずだけど、実際はこれです。ギャップが激しい。
次は会津高田駅停車。長崎県の長与支線にも「高田」があります。新潟県のもともとJR信越本線の「高田」駅は現在えちごトキめき鉄道線に転換。どちらもJR線だったときは長崎は(長)高田、新潟は(信)高田で区別。
会津高田駅全景。1つ前の会津本郷駅も似たような駅舎です。
単線の大村線は他の列車の調整のため、ドア扱いをしない停車するだけの運転停車。
岩松駅舎。
次は大村駅も運転停車するだけでドア扱いはありません。大村線の中心駅だというのに通過扱い・・・。
「大」の漢字に1本の縦棒を入れてしまえば・・・・
木村駅になってしまいます。全国名字ランキングではまあ上位に含まれているんですけど、木村駅というものはありません。
ちなみに上位20位の駅名一覧に駅名があるか調べてみました。
佐藤 ×
鈴木 ×
高橋 × 似たような読み方で 【西】 岡山県 伯備線 備中高梁(びっちゅうたかはし)
田中 ○ 長野県しなの鉄道
伊藤 △ 同じ読みで 【東】静岡県伊東線の伊東(いとう)駅
渡辺 × 大阪府京阪電気鉄道 渡辺橋駅
山本 ○ 【九】佐賀県 唐津線
中村 ○ 高知県くろしお鉄道 【九】大分県 久大本線 豊後中村駅
小林 ○ 【九】宮崎県 吉都線
加藤 ×
吉田 ○ 【東】新潟県 越後線・弥彦線
山田 ○ 大阪府阪急千里線 【四】高知県 土讃線 土佐山田駅
佐々木○ 【東】新潟県 白新線
山口 ○ 【西】山口県 山口線
松本 ○ 【東】長野県 篠ノ井線
井上 ×
木村 ×
林 ○ 【西】富山県 城端線
斉藤 ×
清水 ○ 【海】静岡県 東海道本線
(【 】はJR各社の頭文字 「海」はJR東海)
12月6日条件付きで出航した「くろしお丸」は無事に着岸しました。本日7日以降は海上状況不良が予想されるため、当分のあいだは東京待機となります。
毎年JR6社を利用する、というのが私のポリシーなんですけど、2022年は残念ながら1社だけ利用できず。それは1番左側のJR北海道。留萌本線の石狩沼田から留萌間がついに来年2023(令和5)年3月末をもちまして、廃止する予定。いまのうちに乗っておかないと思うんですけど、ジローさんやふてにゃんがいるので、長く家を空けることはちょっと厳しい。
留萌本線はもともと深川から増毛間の66.8キロもありましたが、途中の留萌から増毛間は2016(平成28)年12月4日をもって廃線。
四国の半家(はげ)駅から増毛駅ゆきの乗車券で有名だったんですけど、現在ははげからふっさふっさとあやかり、半家から福生(ふっさ)。東京都福生市の青梅線にあります。そう書いていると、ずっと昔の思い出が・・・。何で書いてあったんだ?と読み返してみたんですけど、ああ、Pocoおじさん。そういうこともあったっけなと。 あの時の記事は こちら。
丸亀駅。
この駅名を見るとどうしても「丸亀製麺」を連想してしまいます。このあいだのテレビで日村さんのせっかくグルメという番組で我が故郷の下関市内でロケ。地元の方がお勧めとなっている店舗をまとめたサイトを見つけました。こちらです。
小学生の男の子とお父さんを捕まえ、お勧めのところはありますかと日村さんがお父さんに秘密にして男の子に質問。そしてお父さんに息子さんの答えた内容を当ててもらうことになり、回転寿司の「イクラ」かなと。しかし、正解は「丸亀製麺」。ずっこーんとこけてしまいましたけど。
丸亀を出ると次は宇多津に停まります。
ここは四国の玄関口と呼ばれる宇多津駅。昔から四国新幹線を通す構想があったため、高架駅となっています。
次の駅は「こじま/さかいで」。瀬戸大橋を渡った先の岡山県の児島駅はJR西日本とJR四国の境界駅なので、両社の乗務員交替が行われます。
前方の「いしづち」、後方の「しおかぜ」がここで分離され、先方は高松行き、後方は岡山行き。
しばらくすると本四備讃線(瀬戸大橋線)に入ります。1987(昭和62)年の国鉄分割時に関門トンネル、瀬戸大橋、および青函トンネルの所有は本州側とすると定めていれば、島国3社(北海道、四国、九州)の経営が安定できていたのではと思います。