国鉄様式の駅名票では、
は っ と う
八 東
HATTO
(鳥取県八頭郡八頭町)
八頭の読みは、教頭の「とう」をくっつけ、八頭町を「はっとうちょう」と読み間違え、自治体の名前は八頭で、駅名は同じ読み方で八東と書くんだ、と、とんでもない誤認。
八頭郡(やずぐん)八頭町(やずちょう)の、八東(はっとう)駅が正しいです。
こちらは郡家(鳥取)方面の1番線ホーム。向こう側でも、旧貨物のホームがあります。
駅舎とホームの間に線路の跡があって、かつてはターミナル駅だったのかと思わせるほどの風景。
次は、若桜鉄道になってから新設された、徳丸駅です。
7月19日(金) 条件付き出航 → 無事に入港
7月20日(土) 欠航
梅雨が明けたら、しばらくの間海が安泰になるはずなのに、晴れていても三宝港がしゃぶしゃぶ・・・です。
フィリピンの東側に存在する熱帯低気圧は24時間以内に台風3号に変わる見通し。その後、台湾や沖縄の八重山諸島あたりに北上するので、遠く離れていても今日のように港がしゃぶしゃぶとなっていれば、欠航続きになる可能性があります。
車内ではエアコンが効いていますが、少しだけ窓を開けてパチリ。
こんな田舎風景、見るのも久しぶり。
安部駅停車。「あべ」の漢字は、阿部、安部、安倍・・・。
この駅も開業当時の原型を保っていて、趣があります。
待合室もすべて木造。次は、八東(はっとう)駅です。
まもなく隼(はやぶさ)駅です。北陸鉄道から譲り受けた電気機関車のED30、その後ろに休憩用としてのブルートレイン。
ずっと昔、東京から西鹿児島(現:鹿児島中央)まで運行していた寝台特急「はやぶさ」号もあり、駅名にふさわしく「はやぶさ」のヘッドマークをED30電気機関車に取り付けた時期もあったのに、今は無くなっています。おそらく、レプリカだと思うんですけど、のどから手が出るほど欲しいマニアの仕業?
西鹿児島まで運行していた頃のダイヤは・・・
東京 16:45 → 西鹿児島 翌日14:42。(1980年の時刻表)
乗車券は 【区】東京都区内 → 西鹿児島
経由:東海道・山陽・鹿児島線
1日かかるなんて、今の新しい小笠原行きの船と同じ速度なのか?と思われそうだけど、わざわざ本州最西端の下関まで行って、博多、それから鹿児島に向かって南下なので、距離は相当ありそうです。
この駅も因幡船岡駅と同じく1930(昭和5)年開業なので、駅舎も当時から保っています。途中、現世に相応しく改修はしてしまったものを完璧に当時の姿に戻す復原工事をしたのかな。
「はやぶさ」といえば、東北&北海道新幹線、速達タイプのネーミング。鹿児島県の日豊本線でも「隼人」、こちらは「はやと」。
ここでも「秤」が置いてありますね・・・。
開業当時、駅員さんがきっぷを切っていたのであろう木製ラッチ。次は安部(あべ)駅です。
関東甲信越における2024(令和6)年の梅雨明けは、7月18日でした。
洗濯物はいつも室内干し、梅雨時の湿っぽさはなかなか洗濯物が乾かないので、サーキュレーター利用。MADE IN シナの無名メーカーのせいなのか、購入して数年で故障。スイッチを入れてもうんと動かない。
アマゾンで検索してみたら・・・
2024(令和6)年製造の新しいものだけど、デザインは昭和そのもの。
昭和の扇風機より、サイズは半分小さくて可愛いです。扇風機としてちゃんと機能をこなしているので、それでヨシとしましょう。
昭和時代の SANYO、ナショナル(Nマーク)、東芝(Tの傘マーク)、日立(亀の子マーク)を印刷して、扇風機に貼り付ければ懐かしさ倍増。
令和の鉄道はJR北海道のキハ40(国鉄時代に製造されたディーゼルカー)を除き、冷房率100%ですが、昭和時代のディーゼルカーは非冷房が当たり前でした。山陰本線の普通列車キハ20,23,40,47は非冷房。急行用のキハ28,58は冷房搭載。普通列車での運用なのに、間合いで急行用のキハ28,58がやってきたときは涼しくてラッキー!!キンキン冷風が出る昭和の仕様なので、異常なほど涼しかったのは覚えています。
下関駅で山陰本線非冷房のディーゼルカーから汗だくになり、九州方面の411系電車に乗りかえたとき、冷たくって心地よい車内空間だなと。
東京の営団地下鉄(現在は東京メトロ)も然り。当時の地下鉄は非冷房であり、東西線のようにJR車両(当時は301系?)が地下に入った途端、冷房を止めるので、窓を全開。再び地上に出たら冷房が入る。
昭和時代における公共交通機関は冷房率がそんなに高くはないので、当時の人々達はかなり苦労していたかも知れません。
6月29日ですが、夏真っ盛りそのもの。その数字後、山陰地方に警報級の大雨が降ったので、梅雨の中休みの状態だったでしょう。
心が洗われる田舎風景。
因幡船岡駅停車。こちらの「ふなおか」は山の中にありますが、海岸に1番近い「ふなおか」駅があります。北海道、室蘭本線の北舟岡駅です。
駅舎は1930(昭和5)年開業時からそのまま使われていて、2008(平成20)年に国の登録有形文化財となりました。
秤のようなものは、1970(昭和45)年頃まで行われていた駅前の船岡市場で因幡牛のせりが行われていたときにこの牛秤を使用し、国鉄若桜線の貨物列車で出荷していたとのこと。
開業当時に復元しているようなので、照明も電球です。夜になると暖かいオレンジ色の光で包まれた昭和レトロっぽい駅舎を見てみたいです。
改札口。現在は無人駅ですが、牛秤も置いてあるほどなので、開業当時は多くの駅員さんが駐在していたに違いない。つぎは、隼(はやぶさ)駅です。
こちらのレールは因美線です。鳥取県の旧国名の因幡(いなば)と、岡山県の旧国名の美作(みまさか)のそれぞれの頭文字を取って、因美線。
6月29日撮影ですが、このあたりでは田植え開始。郡家を出たばかりだというのに汽車はブレーキをかけはじめました。左側にグラウンドが見えるので、間もなく八頭高校前駅。
若桜鉄道の前身はJR西日本若桜線ですが、当時、八頭高校前駅という駅はありませんでした。
調べてみたら、1996(平成8)年10月1日に若桜鉄道の取り計らいで八頭高校前駅開業。
郡家駅から0.9キロ。東京から有楽町まで0.8キロより100m長いんですが、なんと運賃が100円です。東京から有楽町まで、京葉線ホームが有楽町駅の近くまで突っ込んでいるため、東京駅の京葉線地下八重洲口または京葉線地下丸の内、および、有楽町の京橋口は一時退場し、相互乗りかえが認められます。ただし、自動改札機では処理出来ませんので、有人通路で申告が必要です。通行許可証なる用紙をもらい、京葉線東京駅と、有楽町駅京橋口の行き交いができます。
過去に実際やってみましたが、有楽町駅改札口と京葉線東京駅改札口の距離はおよそ2、300m。あっという間です。
ただし、京葉線各駅から新橋方面など西側に向かうとき、新橋から西側から京葉線方面に向かうときだけ適用されます。
郡家から八頭高校前まで0.9キロ100円とは、電車特定区間の大阪環状線140円、山手線150円より安いです。長崎県の佐世保中央から中佐世保まで0.2キロは全国一短い隣の駅だけど、運賃は170円。もしかしたら、100円は日本一安い運賃!?
100円にした理由は・・・・
若桜鉄道はもともとJR西日本の路線だった。JR西日本時代に新しい駅の設置はなかったものの、鳥取から乗ったとしても、11.2キロ。鳥取から郡家まで10.3キロ。わずか300mのせいで240円。八頭高校前駅まででも同じく240円になるはずが、第三セクターに転換してしまっているので、初乗り170円を負担させてしまっては申し訳ない。240円に100円だけ負担してもらおうと、そのような考えもあるかも知れません。
郡家駅から900メートルは歩いて行ける距離。100円で気軽に乗ってもらおうとしているかも。
6月29日は土曜日なので、学校はお休み。
この日、高校生は見かけませんでしたが、学校がある日は大勢の高校生が利用しそうな出入口の広さ。次は、因幡船岡駅です。
7月15日月曜日。本日は「海の日」です。関東では雨だと報じられていましたが、晴れています。青ヶ島行きの「くろしお丸」は5日ぶりに通常とおり就航します。
京都からの特急はここで停車。しばらくすると鳥取に向けて出発。終点は県庁所在地の鳥取までではなく、西側の倉吉市の倉吉駅となっています。
郡家駅はJR西日本の直営なので、正社員配置駅。2022(令和4)年3月までみどりの窓口の端末設置駅でしたが、現在は「みどりの券売機」設置。プラスではないので、遠隔のオペレーターさんとつなぐ話せるタイプではありません。
因美線のラインカラーは茶色。JR西日本は地域によっては線ごとに色分けされているようです。
郡家駅舎側は新しくリニューアルされていますが、ホーム側の待合室はかなり年季が入っています。
ここまでの往復きっぷを買ってしまいましたが、
連続1 鳥 取 → 郡 家 経由:因美
連続2 郡 家 → 【区】東京都区内 といったように連続乗車券を買っておけばよかった。
ここからは別途運賃の若桜鉄道線に入りますが、鳥取 → 郡家までのきっぷを提示し、終点若桜駅で精算すれば大丈夫です。
鳥取駅の自動券売機に若桜鉄道への連絡きっぷ発売中。JR西日本の地紋で「鳥取から 郡家 → 若桜鉄道線 440円区間 680円」の連絡きっぷが出てくるようです。
新潟から時間稼ぎのため、新幹線を使わず普通電車で越後湯沢駅へ。
12時11分発は13番ホームで間違いない。
3月13日の越後湯沢駅、気温は5度。まるで冷蔵庫の中です。
新幹線が到着する前に車両床下機器に付着した雪を溶かすための消雪装置作動中。
北陸新幹線と全く同じE7系車両がやってきました。2019(平成31)年3月ダイヤ改正から上越新幹線もE7系導入し、2020(令和2)ですべてこの車両で統一になりました。
越後湯沢駅を出ると、長~いトンネル区間を走ります。さっきまでは雪国なのにトンネルを抜けるともう春先の風景に変わりました。高崎駅停車。
秋葉原にちょっと用事があったので、秋葉原で旅行終了。
JR西日本のe5489でJR東日本管内で完結する切符を買えるか試してみたら、ちゃんと買えました。
心落ち着く田舎風景。青色、緑色のコントラスト。どちらもリラックスできる効果があります。
因美線は単線なので、片方に線路が見えたら、郡家駅接近。
国鉄キハ40や47の印象が強い因美線だというのに、見慣れない車両が!?と思ったら、智頭急行線の「スーパーはくと」号。HOT7000系。この車両のことを調べてみたら・・・目玉が飛び出してしまいました。なんと京都から来ている車両なんです。
京都 8:51 → 新大阪 9:15 →(大阪・三ノ宮・明石停車)→姫路10:22 → 上郡10:48(ここから智頭急行線)→(佐用・大原・智頭停車) → 郡家11:49 → 鳥取 12:03 → 倉吉(終点)12:30。
京都から倉吉まで「スーパーはくと」号に通しで乗車するなら、きっぷは下記の通りになります。
乗車券は・・・
【京】京都市内 → 倉 吉
経由:東海道・山陽・上郡・智頭急行・智頭・因美・山陰
7月14日から7月16日まで ¥5,830
(※)智頭急行線は私鉄ですが、JR6社との通過連絡運輸設定あり。全国どこからでも智頭急行線経由でもきっぷは発券可能。
指定席特急券は・・・
京 都 → 倉 吉 (7月14日、繁忙期の運賃) ¥3,980
合計 9,810円なーり。
郡家まではJR西日本なので、ここで運転士さんの交替が行われます。
お互い敬礼し、引き継ぎを完了。ここからは若桜鉄道の運転士さんが乗務します。
7月13日土曜日。12日(金)の青ヶ島行きの船は欠航しました。本日も海上状況不良のため、欠航です。7月だというのに、欠航の数がやや目立ちます。
津ノ井駅を出た直後。久しぶりに見る、夏の田舎風景。
東郡家駅停車。真ん中に見えるポストのようなものはきっぷ入れ。青空改札口です。
次は、郡家駅。若桜鉄道への乗りかえですが、今乗っている車両は若桜鉄道に乗り入れます。
千葉県は4月頃から田植えなんですけど、このあたりでは6月半ば頃田植え。
ふだん暮らしているところはJR東日本。1年のうちに、必ず全国の6社を利用するのがポリシーなんですけど、いろいろな事情を抱えているため毎年6社制覇は厳しい状況。今年に入って、やっと2社目のJR西日本。
6月29日はもう梅雨が明けたかと思わせるような夏らしいお天気でした。しかし、その後、出雲市行きの寝台特急サンライズが運休になるほど梅雨前線が山陰地方にかかってしまって大雨を降らしたようです。
鳥取を出発して最初の停車駅、因美線の津ノ井駅。
ほっこりするような田舎の駅。な~にもない山口県の日本海側漁村で暮らしていた頃。国の事業体である国鉄が解体し、民間会社のJRに変わるときは何か大きな変化が見られるかもと子どもながら考えていました。ちょうど春休みだった1987(昭和62)年4月1日、駅に行ってみたら、DD51ディーゼル機関車が牽引するオハ50系客車に側面に白いJRゴロマークを貼っただけで、国鉄と全然変わらない。思い描いていたイメージとは全然違っていて期待外れだなあと。計算してみたら、37年前の昔になります。
国鉄最終日の1987(昭和62)年3月31日の夜から翌朝まで国鉄車両すべて急ピッチで側面にJRロゴマーク貼り付け作業をやっていたとのこと。
7月 9日(火曜日) 条件付き出航 → 無事に入港済
7月10日(水曜日) 条件付き出航 → ただいま青ヶ島に向けて航海中です。