スタンパーによる改札を受けるのは何年ぶりなんだろう。来年、自動改札機が導入されてもスタンパーも継続使用されます。名刺サイズではなく120ミリの長いきっぷは自動改札機に挿入しても通れないので、有人改札へ。
鳥取発若桜ゆきの汽車。車体はJR西日本ではなく、若桜鉄道のものです。今までずっと若桜を「わかざくら」と思っていたのに、実際は「わかさ」でした。若桜鉄道は、もともとJR西日本の路線でした。といっても、JR転換後のわずか10か月後の10月14日から若桜鉄道に転換。
こちらは11時40分の鳥取始発、益田行きのスーパーまつかぜ5号。終点益田には15時19分到着しますので、4時間近くの特急です。
山陰本線ではおなじみのキハ47。子どもの頃に通学で何度かお世話になっているので、今となっては懐かしい車両。
若桜鉄道の車両がJR因美線に乗り入れているので、車両使用料の相互精算を行うためJRのキハ47が若桜まで乗り入れているのかと思い調べてみたら、2020年3月ダイヤ改正で廃止になったとのこと。若桜鉄道の車両は暖かい感じの電球色の照明です。
鳥取駅前の様子。
鳥取県内に自動改札機はあるかと聞かれたら、「もちろん、あります」と答えます。同じ鳥取県といっても、はるか西のほう、岡山県から続く伯備線の接続駅、伯耆大山(ほうきだいせん)駅から出雲市までの間。米子駅も、もちろん鳥取県。島根県安来市(やすぎし)と隣接していて、米子は島根県と混同しがちだけど、れっきとした鳥取県内。
国鉄時代、山陰本線の長門市から下関までは広島鉄道管理局、長門市から東側は米子鉄道管理局。DD51ディーゼル機関車に掛けられた札も「米」。子どもながらにして米子はとなりの島根県とインプットしてしまったんですけど、地図を確認したら島根県ではなく鳥取県だったこと。
現在のJR西日本山陰支社(旧米子支社)は山陰本線が山口県に入って最初の駅、江崎まで。江崎から西側は広島支社となっています。
鳥取県の西側は自動改札機があっても、東側の県庁所在地の駅では、ご覧のとおり昔懐かしの有人改札。改札鋏データベースによれば、鳥取の改札鋏は M 型だけど、現在はスタンプのチケッター。
ついに・・・2025(令和7)年春から、伯耆大山から鳥取間がICOCAエリアになります。鳥取駅に自動改札機が導入されていれば、全国の県庁所在地で自動改札機未導入駅は徳島駅だけになってしまいます。
(山口県の山口駅は有人の改札ラッチを残して簡易ICOCA改札機を立てたものだけど、同じく市内の新山口駅はフル規格の自動改札機設置なので、県庁所在地の駅に自動改札機ありとなっています。
「みどりの窓口の職員をいじめるカスハラ」
そんなにひどい人がいるもんだな。本文中に書いてある「驫木(とどろき)駅」は青森県の有名な秘境駅として五能線にあります。艫作(へなし)もなかなか読めない難読駅だけど、同じく五能線のウェスパ椿山のとなり。駅員のくせにそんなの読めないのかと罵倒するファンの方は人間失格ですよ。私だったら、読めない難読駅の上に読み方を書いて、スムーズに発券させるようにしています。
この日(6月29日)は梅雨が明けたように夏本番の暑さ。
鳥取駅前からみた風景。
鳥取駅は対面販売の端末が1台しかないのを確認。翌日の朝、乗車前に「みどりの窓口」に行ったら長蛇の列。目的のきっぷが買えなくなっては困るので、事前に待ち時間を利用して発券依頼。
e5489でいろいろ上記の経路とおりに入力しても発券不可でした。こういう変なルートを使う人はいないから機能としては省かれていると思いますが、鉄道ファン向けとして、ネット上で本物の端末を操作すると同じように入力してネット決済。駅の券売機で発券できれば。
e5489のユーザーは常識的に一般的なルートを自動案内し、発券へのナビゲーションをしてくれるので、オタク向けとしては機能していないのは仕方がありません。
メモのとおりに経由通りにスワイプ、タッチの繰り返しで瞬時に発券。駅員さんの発券スキルはパーフェクト。加古川ー(山陽)ー神戸ー(東海)の部分、神戸駅では姫路から新快速や各駅停車のJR神戸線が大阪・京都方面に行き交っていて、神戸までは山陽本線、神戸からは東海道本線といったようにほとんどの乗客は意識していません。
こちらはJR西日本のe5489で予約したものを発券。外側の改札口とみどりの窓口の間にあるクレジットカード専用機のMV60機で発券。JR西日本ではクレジットカード専用機だと○○駅UK と表示。JR東日本は VS。
いきなりの思いつきの旅はしなくなったというのに、今回はわけがあって直前予約。6月28日から7月1日までわが家に家族1人が増えるので、ジローさんふてにゃんの見守りをお願いできるはず。
6月28日は西日本の警報級の大雨が降る恐れあり。東日本、北海道は悪天候の心配がないので、ためておいたANAマイルの特典予約で空席照会。
根室中標津 ×
稚内 ×
帯広 ×
釧路 ×
オホーツク紋別 ×
札幌千歳 ○ ←本数が多いので、空席あり
根室中標津のが取れたら、根室駅のみどりの窓口で「根室 → 【区】東京都区内 経由:根室線・釧網・石北・宗谷・函館線・静狩・新函館・新幹線・新青森・新幹線・東京」のきっぷを購入して寄り道しながら帰京を考えていたけど、無理。
千歳空港行きに空席が出ても、札幌からどうやって楽しく鉄路で東京に戻れるか。
那覇空港行きの空席状況を確認すると、そちらではもう梅雨が明けて沖縄ゆきの旅行者ですでに満席。
そこで思いついたのが、今年の3月に金沢から敦賀までの北陸新幹線が延伸開業。JR全線完乗の記録を保持するため、これは絶対に乗りに行かなくては。
大阪の伊丹空港までは空席があって特典航空券をゲットして、敦賀に向かうとしてもすぐ行ける距離。大阪周辺の空港を調べたら、鳥取。
鳥取行きの空席はあるかと調べたら、山陰の空港は直前の予約であっても特典予約の枠があるのか簡単に取れる状態。
鳥取空港行きの特典航空券にボチっ!!とゲット。実は、令和5年度はかなり忙しくって昨夏の宗太郎駅(宮崎空港)以来旅できていない状態なので、たまっていたマイルを使い切れず一部は無効。あとで気づいて、ANAコインに替えて1年延長。
鳥取までANAマイル特典で予約すると、レギュラーシーズンなら7500マイル。ANAコインに変えてしまうと1マイル=1円なので、後者のほうはかなり損します。ただし、75日前の予約するとかなりお得な運賃になる航空券を予約するとメリットあり。
鳥取ゆきはマイナーな空港なので、飛行機は沖止めされているのか、500番台のバスブースからバスに乗って地上から階段で飛行機に乗ります。
札幌千歳、福岡、伊丹、関西、那覇などわりと知られている都市行きはターミナルビルのブースから発着するところが多いです。
山口宇部や八丈島行きなど、地方空港行きはこれが当たり前なんてね・・・。
羽田を発った飛行機は駒ヶ根(長野県)上空を通過。しばらくすると岐阜県を横断して敦賀上空。新幹線で帰るところの真上を通るんかい。敦賀からは若狭湾の真上を通過して兵庫県の豊岡上空通過。鳥取砂丘が見えたかと思ったら、機体は空港に着陸。羽田からはあっという間に着いてしまいました。
鳥取砂丘コナン空港。コナンの作者は鳥取出身なので、このようなネーミングになっているようです。
28日の大雨警報を避けて29日にしたら、まるで梅雨が明けたかような青天。
6月 1日 ○ 就航 条件付
6月 2日 日曜運休
6月 3日 ○ 就航
6月 4日 ○ 就航
6月 5日 辰巳
6月 6日 芝浦
6月 7日 ○ 就航
6月 8日 ○ 就航
6月 9日 日曜運休
6月10日 × 欠航
6月11日 ○ 就航
6月12日 ○ 就航
6月13日 芝浦
6月14日 ○ 就航 条件付
6月15日 ○ 就航 条件付
6月16日 日曜運休
6月17日 ○ 就航 条件付
6月18日 × 欠航 東京待機中
6月19日 辰巳
6月20日 芝浦
6月21日 ○ 就航 条件付 8:30出航
6月22日 × 欠航
6月23日 日曜運休
6月24日 × 欠航
6月25日 × 欠航
6月26日 ○ 就航 条件付
6月27日 芝浦
6月28日 ○ 就航 条件付
6月29日 × 欠航
6月30日 日曜運休
就航予定日数 19日 就航した日 13日 欠航 6日
就航率 68.4%
就航予定日数は時刻表に記載した就航日の数。
欠航の日数は、就航予定日数から就航した日を差し引きた数。
ちなみに去年
2023年 6月実績は
就航予定日数 19日 就航した日 13日 欠航 6日
就航率 68.4%
7月5日金曜日。本日の青ヶ島行き「くろしお丸」は条件付き出航が決定されました。本日のNHK「おはよう日本」で青ヶ島で取り組んでいる離島留学について放送がありました。中学生が1人もいなくなってしまうと休校になってしまう。危機を感じた島民のひとりがSNSなどで呼びかけ、現在は島外から3名の生徒を受入れているとのことです。
新製造第1ロットの、AAから始まる新しいお札。AA争奪戦に参加しているわけではなく、たまたま房総の田舎町でゲット!!
20年前の新札発行時は11月1日(月曜日)。東京の日本銀行本店に行って、新札に両替していましたが、今は両替はやっていないとのこと。これから当たり前のお札になってしまいますが、せっかく第1ロット製造の券をゲットしているので永年保存の記念にとっておきます。
20年周期でデザインを刷新するそうですが、次の2044(令和26)年は完璧なデジタル社会に変わりつつなので、今回の刷新は最後になるのではと話が出ています。
7月3日に全国の日本銀行本支店から市中の金融機関に引き渡しになっているので、小笠原村への金融機関(七島信用組合小笠原支店や小笠原郵便局、及び青ヶ島村唯一の金融機関、青ヶ島郵便局への現金輸送体制は公表されていませんので、不明です。
7月10日発の「おがさわら丸」に新札を持った乗客がいて、小笠原村内での支払いに初めて流通するかも知れません。青ヶ島村も然り、新札を持った観光客が島内にお金を落としていって、そこから流通なのかも知れません。
今から4か月前の3月。上越ではまだ雪が残っています。
上越国際スキー場前駅停車。
次は大沢駅に停車。
石打駅に停まります。次は、越後湯沢駅。
冬期のみ営業する新幹線の臨時駅、ガーラ湯沢駅からの線路としばらく平行。越後湯沢から東京までのきっぷを買うと、200キロ未満なので、3410円の【山】東京山手線内。1.8キロ離れた、ガーラ湯沢からだと200キロを超えるので、3740円の【区】東京都区内になってしまいます。差額は330円だけど、ガーラ湯沢から下車する駅が山手線内の駅なら、ガーラ湯沢から越後湯沢まで、越後湯沢から【山】山手線内の2枚にすれば、3560円。180円の節約になります。
7月2日火曜日 本日のくろしお丸は海上状況不良のため、欠航となりました。昨日の7月1日は条件付き出航、無事に入港しました。
前もって計画していたわけではなく、数日前に決定した「思いつき」の乗り鉄。ネット予約のe5490で乗車券を購入しようと何度も操作してみましたが、こういう変な鉄オタ的な経由では発券できませんと。
常識的なルート、鳥取ー(因美線)ー智頭ー(智頭急行線)-上郡ー(山陽)ー姫路ー(新幹線)ー東京なら e5489で乗車券購入可能ですが、今回は考えていた経路とおりに乗りたいので、鳥取駅のみどりの窓口へ。
ずっと昔は県庁所在地の駅らしく端末が3台あったのに、現在はF2の1台のみ。残りの2台は撤去されています。
マルスで発券するときの経由、接続駅の操作順を記載したメモを渡したので、スムーズに発券。
乗車駅:鳥取 下車駅:東京
経由 鳥取ー(山陰)ー福知山ー(福知山線)-谷川ー(加古川線)・・・といったようにスワイプ、タッチの繰り返しで目的地までつながります。
きっぷが出来上がった時点で
「すべて6月30日でよろしいですか?」
「はい」うなすぎ。
画面を見ながら考え事している様子だったので、画面をちらっと見たら、この経路で利用できる指定席券一覧。
「指定席はいいです。乗車券のみお願いします」
続きはまた今度。