AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

台風だから、きっと...で

2011-05-30 16:30:12 | Weblog

4月16日から岩波ホールで上映されて連日満席の映画

<木洩れ日の家で>が6月半ばまでと知りました。

ホームページにも<混雑状況を見てからお出かけください>

と、あり、ウイークデーの18時からの最終回以外は混雑覚悟とある。

観には行きたいけど、ウイークデーの最終回でもいいけど...なんて

逡巡しているところでしたが、今朝は雨は降っていても、この辺りは

風は大丈夫!!、8時39分のバスで出かけ、2回乗り換えての

地下鉄三田線<神保町>地上にでたところが岩波ホール、

同じことを考える人がいっぱいで長い列がもう出来ていました。

席数220席、前売り券はあっても席は自由だから、並んでいなければ

入れないのです。 11時30分から上映のに座ることができました。

物語はご覧になる方もいらっしゃるとおもいますので、簡単に...。

ポーランドワルシャワ郊外に住む91歳のアニェラの話です。

年老いても瑞瑞しい感性を失わず、ひとりで愛犬フィラデルフィアと

両親と亡き夫とひとり息子の思い出の家で暮らしている。

よくあること、家を出た息子と一緒に余生を暮らしたいとの希望が

叶わないとわかったときからの彼女の判断、決断が胸を打つ。

 

見終わって外に出ると風が強く吹いていても空は青かった。

こんな気分のときは遠くを選ばず地下鉄駅のまわりで

近くの昔なつかしいお店で昼食と決めた。

交差点を渡って細い路地にある昔から変わらない<さぼうる>

若いときは知っていても入らなかったけど、もう歳がいった私は

変わらない懐かしい店構えだけで入ってみた。

今どき珍しい店内だけど混んでいて、男性客が多くてちょっと

戸惑ったけど1割ぐらいの若い女性の姿に勇気をもらって、

<ピラフセット!>アイスコーヒーを食後に...。

隣の男性二人は<ナポリタン>ケチャップ色のスパゲッティがお皿に

これでもかというほど盛られている。

でも、これでよかった!!、今だから出来る冒険?しなくてもいい冒険?

帰ってきて眺めた西の空は複雑な雲の動きでした。

思いついて行ってきて良かった~、91歳まではもう少し時間は

ありますが、生ききることのヒントを得たような、勇気をもらったような

気がいたします。女優さんも今は95歳だとか、皺いっぱいの顔でも

とってもチャーミングで凛とした演技でぐんぐん引き込まれましたね。

 

明日の朝は風の吹きようで植木鉢、プランターをベランダにだしましょう。

もうひと晩一緒にやすむ紫蘇とピーマン、バジルなどのプランターや

鉢たちです。 夕飯は穴子の天ぷらと蕎麦とビールと決めました。

さあ、穴子の下ごしらえです(頭はとり、ひらいてもらいました)

 

コメント (7)
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