4月16日から岩波ホールで上映されて連日満席の映画
<木洩れ日の家で>が6月半ばまでと知りました。
ホームページにも<混雑状況を見てからお出かけください>
と、あり、ウイークデーの18時からの最終回以外は混雑覚悟とある。
観には行きたいけど、ウイークデーの最終回でもいいけど...なんて
逡巡しているところでしたが、今朝は雨は降っていても、この辺りは
風は大丈夫!!、8時39分のバスで出かけ、2回乗り換えての
地下鉄三田線<神保町>地上にでたところが岩波ホール、
同じことを考える人がいっぱいで長い列がもう出来ていました。
席数220席、前売り券はあっても席は自由だから、並んでいなければ
入れないのです。 11時30分から上映のに座ることができました。
物語はご覧になる方もいらっしゃるとおもいますので、簡単に...。
ポーランドワルシャワ郊外に住む91歳のアニェラの話です。
年老いても瑞瑞しい感性を失わず、ひとりで愛犬フィラデルフィアと
両親と亡き夫とひとり息子の思い出の家で暮らしている。
よくあること、家を出た息子と一緒に余生を暮らしたいとの希望が
叶わないとわかったときからの彼女の判断、決断が胸を打つ。
見終わって外に出ると風が強く吹いていても空は青かった。
こんな気分のときは遠くを選ばず地下鉄駅のまわりで
近くの昔なつかしいお店で昼食と決めた。
交差点を渡って細い路地にある昔から変わらない<さぼうる>
若いときは知っていても入らなかったけど、もう歳がいった私は
変わらない懐かしい店構えだけで入ってみた。
今どき珍しい店内だけど混んでいて、男性客が多くてちょっと
戸惑ったけど1割ぐらいの若い女性の姿に勇気をもらって、
<ピラフセット!>アイスコーヒーを食後に...。
隣の男性二人は<ナポリタン>ケチャップ色のスパゲッティがお皿に
これでもかというほど盛られている。
でも、これでよかった!!、今だから出来る冒険?しなくてもいい冒険?
帰ってきて眺めた西の空は複雑な雲の動きでした。
思いついて行ってきて良かった~、91歳まではもう少し時間は
ありますが、生ききることのヒントを得たような、勇気をもらったような
気がいたします。女優さんも今は95歳だとか、皺いっぱいの顔でも
とってもチャーミングで凛とした演技でぐんぐん引き込まれましたね。
明日の朝は風の吹きようで植木鉢、プランターをベランダにだしましょう。
もうひと晩一緒にやすむ紫蘇とピーマン、バジルなどのプランターや
鉢たちです。 夕飯は穴子の天ぷらと蕎麦とビールと決めました。
さあ、穴子の下ごしらえです(頭はとり、ひらいてもらいました)