「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

タンポポ、ヨモギ激減

2009-04-06 11:07:03 | Weblog

 今日から学校の新学期が始まりました。学舎では、3月から新年度への移行措置を行ってきましたが、いよいよその最終仕上げの週となります。

という話はさておき、来週の日曜日に行う予定の「春の若菜を食す」というイベントの準備のため、朝の散歩を兼ねて近隣に「タンポポ」と「ヨモギ」を探しに行ってきました。

このイベントは、毎年行っているものです。一年前に採取した場所を中心に散策しました。しかし、これも例年のことなのですが、毎年毎年、野原が減ってきていて、去年子どもたちと「タンポポ」や「ヨモギ」をとった場所も、残念ながら、今年は資材置き場になってしまっていました。

仕方がないので、さらに足を伸ばし、松戸にある「小金城址公園」付近まで散策しました。春の日差しがまぶしい良い天気の中、公園の中と周りを散策しましたが、入り口のところに小粒な「タンポポ」がいくつか散見されるだけで、あまり収穫はありませんでした。 

 城址公園の上にある広場で桜が咲いていました。↑

「タンポポ」よりひどいのは「ヨモギ」です。全くなくなってしまったわけではありませんが、その数の激減ぶりには驚かされます。今年は、何とかいろいろな所のものをかき集めて、団子つくりが出来るかもしれませんが、来年は・・・・?という状況です。

「森の学舎」がある、柏市・流山市・松戸市近辺は人口増が激しく、畑や林が年々宅地化されています。それと同時に、ここまで必要なのか?と思われるような、河川の護岸工事などが進められています。

城址公園横の川です。工事がどんどん進められています。↑

人口が増え、学舎に通ってくれる対象の、小学生や中学生が増えてくれるのは嬉しいのですが、近くの自然がなくなっていくのは、非常に残念です。

ところで、学舎恒例の「春の若菜を食す」というイベントは、“おかさん”が、近隣の自然状況を定点観察するための行事でもあります。嘆いてばかりではなく、来年も新たな野原を見つけ出し、続けていこうと思います。(来年のことより、今年どうするかを決めることのほうが、緊急課題ですが・・・。)

コメント
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