昨日の「知的Gameの日」、いつもと違った現象が起きました。それは、1番最初の「おかさん迷路」というGameで、15分間もの間、誰も、「こんなの出来ないよ!」とか、「ここの“おかさん”なんか消えちまえ!」とか言う、愚痴を言わなかったことです。
昨日は、「用意、始め!」という“おかさん”の合図とともに、10人の子どもたちがいっせいに、鉛筆を迷路の上に走らせました。そして、うまく行かないとわかると、消しゴムでそれを大急ぎで消して、次のトライをしていました。とても静かなひと時でした。
その結果たまったのが、この大量の「消しゴムのかす」です。
いつもなら、初めて2~3分くらいで、誰かが悪たれを付き始めるくのですが、・・・・。とっても嬉しいのですが、不思議でもありました。みんなが帰ったあとで、おかさんなりにその原因を探ってみましたが、それは意外なところにありました。
それは、「知的Game」開始前に来て、手持ちぶたさにしている子に対して、紙と鉛筆とを渡し、“おかさん”たちが小さい頃良くやった、戦闘Game(各コーナーに各自陣地を張り、そこから鉛筆を立てた状態で、その頭の部分を指で押して、鉛筆の先を紙の上に滑らす。そして、その行為によって書かれた線の先に丸い戦闘機を描く。これを互いに行い、自分の戦闘機で、相手のそれを打ち落とす。)をしてもらったことにあるようです。
いつもなら、早く来てしまった子達は、8畳間でボール遊びなどをして遊んでいます。それを、今回は“おかさん”の指示で、紙の上のバトルに代えてもらったのです。
『このことが、子どもたちの「知的Game」の準備運動としてうまく作用したのではないか?』と、“おかさん”はとりあえず今回の椿事を、そう考えています。次回以降、もう少し実験してみて、真の原因を探っていこうと思います。