原子記号が一枚に一つずつ書かれたカード74枚を使ったGameです。中学3年生の中には、原子記号等が全く覚えられず、嫌気をさしてしまっている生徒もいるので、座学の合間に、この「原子モデル」カードGameを行ってみました。
上がカードに書かれた原子記号。下はカードの裏面です。↑
結合の結果できる化学式の一覧です。それぞれの組み合わせの難易度により、得点が決められています。↑
このゲームは、最大7枚の手札の中で、実在する物資の組み合わせの「化学式」が出来たら「結合!」といって、得点がもらえ、その結合した化学式ごとに与えられる点数の多さによって、勝敗を競うものです。
単純に、「化学式点数表」に記載されている組み合わせが出来たら、「結合」してしまうのではなく、高得点の組み合わせの化学式を作って行かないと、みんなに勝てないところが、このGameの面白さです。
みんな、この得点表と手札とを見ながら、作戦を練ります。ちなみに、「水=H×2+O」は3点、「H(水素)」×2+「S(硫黄)」+「O(酸素)」×4=硫酸では20点ももらえます。また、全部で10枚しかない「C(炭素)」を7枚そろえられると、「ダイヤモンド」となり、スペシャル得点として30点もらえます。
<追記>このGameを、「原子」だとか「分子」だとかを全く知らない小学生にもやってもらいました。そしたら、このGameの複雑さが面白いのか、アンコールが出てしまうほどの人気でした。