5月16日は朝9時40分頃の雛の巣立ちを確認後も、巣をずっと見守りました。
その間、外の様子を見るために3羽くらいが巣穴から競って顔を出し合う様子とかが繰り広げられました。↓
そして、競争に勝つと穴を独占。
寝ながらも巣穴を独占。↓
こうすることで必然的に親からの餌もほぼ独占できます。
また、大きな餌を親子で何度も引っ張りっこをする姿など楽しい光景がいくつか見られました。↓
大きすぎて、何度も飲み込もうとしますが飲み込めません。↓
親鳥と引っ張りっこをして餌をちぎろうとしまうが伸びるだけで成功しません。↓
引っ張りっこをして危うく巣の外に放り出されそうになったりしました。↓
3度くらい引っ張りっこ額r返されました。
、
こうしている間にお昼になりましたが、まだ2羽目の巣立ちを見ることはできませんでした。
そして、残念なことに、昼食のため自宅に帰っている短い間に、巣はもぬけの殻となっていました。
ただ巣は空っぽでしたが、それでも一番最後に巣立ったのであろう一羽が庭の隅で鳴いていました。
この一羽の鳴き方にシンクロするように隣の家あたりからも鳴き声が聞こえていました。
これで今年のシジュウカラの巣立ち騒動は終了しました。
途中で雛の数を数えることもしなかったので、今年は合計で何羽の子が巣立ったのか確認できませんでしたが、5羽いたことだけは確かなようです。
それと今回の観察で分かった(?)のが、シジュウカラの巣立ちのシステムです。
シジュウカラは一番大きく育った雛が巣穴を独占してしまい、少しの間親からの餌を独り占めしてしまう。そして、たらふく食べて巣立つ。
すると次に元気な雛が巣穴を独占し・・・・。
とそんな形で巣立ちが行われるんだなと感じました。
それに比べ、エナガの場合は巣立ち直後に「エナガ団子」と呼ばれる、雛の塊が観察されるようですが、エナガの場合は巣がお椀型なので餌を親から比較的平等にもらえる環境だからかな?と思ったりしました。
最後に、雛の巣立ち観察用に購入したトレイルカメラですが、3回目の設置の際に親鳥に睨まれ、慌てて設置したためほとんどうまく機能していませんでした。(残念!)
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