学舎にはたくさんの動物が居ます。その中の一種がこのハエトリグモです。
教室に出てくると、子どもたちの注意がそちらに行ってしまうので、出来るだけ排除しているのですが、どうしても時たま出てきてしまいます。
そういう時は、「あっツ!こいつはキャサリンだ!」などといって、子ども達の「殺してしまえ!」という声をよそに、手で捕まえては外に追い出しています。
今日の昼、窓ガラスにへばりついていました。昨日の雷雨のせいか、窓もかなり汚れています。↑
最近では蚊も何匹か教室に現れては教室を騒がせています。さすがにこちらは、逃がすというわけには行かず、「この前から探していたエリザベスだ!」などといってやっつけてしまいます。(今年は例年に比べると、蚊はぐっと少なくて、一週間前に電気蚊取りを使用し始めました。)
こうやって、動物に名前をつけると、殺すのはいけないことのように子ども達も思ってくれています。そんなわけで、勝手な名前をつけています。
日本人の名前だと、子どもたちの知り合いの子の名前とダブってしまうかもしれないので、横文字にしています。
ところで、ハエトリグモをWikipediaで調べてみたら、江戸時代この蜘蛛を「「座敷鷹」と呼んで、蝿を捕らせる遊びが流行した。これは大人の遊びで、翅をやや切って動きを制限したハエを獲物とし、複数のハエトリグモにそれを狩り競わせるというものだった。文字通り、鷹狩りの室内版だったのである。」とありました。(やってみようかな??)
ちょっと面白かったので紹介です。
また、「日本ハエトリグモ研究センター」というサイトも見付かりました。その中で、ハエトリグモのことを英語では「Jumping Spider」と読んでいるのを知り、面白いと思いました。まさに、この蜘蛛は獲物が近くまで来ると、ジャンプして襲い掛かります。
ということで、ハエトリグモに少しだけはまってしまいました。
いつもコメントありがとうございます。それでは。