娘の我が儘がかなって、わが家に「ニコンF3」が土曜日にやってきました。奥さんのお兄さんからお借りしたものです。
ずっしりと重いその重厚感は相変わらずです。↑
「ニコンF3」といえば当時のカメラの最高峰に位置するカメラで、“おかさん”には、高嶺の花でした。それが、我が家にやってきたので、娘に操作説明をするということを名目に、手にとっていろいろと見させていただきました。
そして、さっそくフィルムを買いに行って、驚かされました。カメラの北村さんでは、コダックのASA感度100と、FUJIフィルムのASA感度400の2種類が、ウインドウの片隅に、ほんの僅か展示されているだけでした。
そう、時代は完全に変わってしまいました。カメラといえば今はデジタルカメラです。昔のフィルムカメラは完全にリングの外に押し出されてしまいました。昨日渋谷のHMVというCDショップが閉店されたのと、全く同じです。
ともあれ、娘がキャノンのデジカメ(かなり画質も色再現もよいカメラだと思うのですが・・・)だけでは飽き足らず、北海道旅行でこの一眼レフを使うそうです。昔“おかさん”が、一枚一枚、残りの枚数を考えながらシャッターを押したあの感覚を、娘はどのように感じるのか楽しみです。