先日交換したBROMPTONのPハンドルですが、気になることが。
少し、ステムボルトの長さが足りないような気がします。
このボルトは走行中に緩むと、ハンドルが倒れて命にかかわります。
もう少し長いボルトに交換しようとホームセンターに出向いたのですが、同じサイズのボルトが見当たりません。
調べてみると、BROMPTONのステムボルトは、7mm×20mmというサイズです。
JIS規格では7mmのボルトはなくて、ホームセンターなどでは売っていないそうです。
インターネトで物色し、やっと見つけたのは7mm×25mmの64チタンボルトです。
純正のステムボルトなら200円以下で売っているのですが、チタンボルトは3倍の500円近くします。
しかも、送料を加えると、1,000円を超えます。
ちなみにボルトはクロモリ製が一番強度があって、その次が64チタンだそうです。
チタンボルトを買う場合は、強度のいるところは、64チタンでないと危ないそうです。
それから、BROMPTONメンテナンスブックを見ると、ステムボルトの締め付けトルクは18Nでした。
Mハンドルに交換したときは適当に締めたのですが、その時にシフターのネジ穴をなめてしまったこともあって、正確なトルクで締め付けたいものです。
何しろ、締め付けが足りなくて緩んでも、締め付けすぎてボルトが折れても、命にかかわりますから。
ということで、トルクレンチも購入しました。
少々高くつきましたが、命には代えられません。
上が新しく買った64チタンボルトで、下が純正のボルトです。
両方ともネジのピッチは1mmです。
ちなみに純正のボルトは8g。
64チタンボルトは5gです。
トルクレンチを18Nに合わせて
既定のトルクで締め付けてみると、
ボルトがちょっと突き出ました。
想定通りです。
ステンレス製の7mmナットを買って、突き出たボルトに被せました。
これで突き出たボルトが気にならないし、緩み止めにもなるので一石二鳥です。
ちなみにナットの重さは2gです。
ということは、ステムボルトの交換で、僕のBROMPTON、1g減量です。