ホテルの窓から外を見ると、雨が降っています。
昼頃にはやむという予報なので、期待して出発しました。
ホテルの前の国道164号線を走り、国道23号線に出ました。
右に曲がって伊勢神宮に向かいたいところですが、国道164号線は四日市港に向かっています。
グーグルマップを見ると、国道164号線はこんな感じです。
僕の日本一周のルールでは、国道よりも海沿いを走るというのがあるので、直進して国道164号線を走りました。
国道164号線を完走して、国道23号線に戻り、少し走ったところから県道6号線に入りました。
伊勢街道です。
車の通りが少なく、走りやすい道です。
白子に着いたら、僕の愛読書の一つ、大黒屋光太夫の供養碑がありました。
大黒屋光太夫はこの地から千石船に乗って出航したのですが、嵐にあって漂流し、ロシアにたどり着きました。
そして、9年後に日本に帰ってくることができました。
近くの公園には、大黒屋光太夫の壁画がありました。
この海から出航したのでしょうね。
無事に日本に帰ってこれて良かったです。
白子を過ぎて、伊勢街道から国道23号線に入りました。
お腹が空いてきたので、そば屋さんがあったので入ってみました。
注文したのはかき揚げ丼セットです。
白くて細い蕎麦だなぁと思ったら、江戸切そばというそうです。
濃い目の出汁で美味しかったです。
お昼近くになって、今回の旅で初めて青空が見えました。
ポンチョを脱いで身軽になり、追い風ということもあって順調に走れます。
国道23号線は側道があって、安心して走れます。
伊勢市に入ると、国道23号線と42号線が一緒になっているのですね。
伊勢神宮までもう少しというところで、車が大渋滞していました。
宇治橋の鳥居の前は、大勢の人で賑わっていました。
駐輪場にBROMPTONを停めて、お伊勢参りです。
まずは古いお札を納めました。
そして、本宮にお参りです。
青空が広がり陽が照らして、朝の雨が嘘のようです。
さすが、天照大神のおわす伊勢神宮です。
帰り道で新しいお札を戴いて、無事にお伊勢参りが終りました。
伊勢と言えば伊勢うどんでしょう。
おかげ横丁の食堂で、生卵をトッピングした伊勢うどんを食べました。
出汁の効いた醤油がかかっていて、伊勢うどんてこんなに美味しかったけと思うほど美味しかったです。
そして、伊勢と言えば赤福餅でしょう。
ということで、おかげ横丁の赤福で赤福餅を食べようと思ったら、長い行列ができていました。
諦めて家族のお土産を買うとすると、二個入りの赤福餅がありました。
お土産と一緒に二個入りの赤福餅を買って、道端でほうばりました。
自転車で走りつかれた体に甘未が染みわたります。
無事に伊勢の名物を完食し、五十鈴川駅から近鉄電車で大阪に帰りました。
家について、新しいお札をお祀りました。
140日目
走行距離 89.3km(GPS計測)
総走行距離 13,287.4km
出発時間 06:16 (四日市市)
到着時間 14:36 (伊勢神宮)
走行時間 8時間20分
平均速度 10.7km/h