ホテルの窓から外を眺めると、今日もいい天気です。
BROMPTONも治ったことだし、今日はいい走りを楽しめそうです。
五所川原駅から列車に乗って、鳴沢駅に降り立ちました。
ここから竜飛崎に向かって走ります。
国道101号線から広域農道に入ります。
この道が、一番海岸線に近いルートです。
広域農道は、綺麗に舗装された道で、アップダウンも少なく、走りやすいです。
今日の走行距離は80kmほどなので、
最終氷河期埋没林という看板を見つけたので、寄り道してみることに。
看板に沿って走っていくと、道は行き止まりに。
海岸に地層が出ていて、その一部が埋没林ということです。
来た道を引き返して広域農道を走っていくと、
今度は、高山稲荷神社という看板があったので、寄り道してみることに。
神社の入り口には大きな鳥居がそびえていました。
階段を上って小山を超えると、鳥居が綺麗に並んでいます。
高山稲荷神社のすぐ横の小高い丘の上には、
展望台とチェスボロー号遭難慰霊碑がありました。
明治22年に米国船がこの近くで遭難したようです。
広域農道を抜けると、十三湖です。
ちょうどお昼時だったので、十三湖名物のシジミラーメンを食べました。
シジミの出汁がよく効いて、おいしかったです。
十三湖畔の駐車場にお店が出ていて、
シジミソフトなるものが売っていました。
試しに食べてみることに。
僕の下ではシジミの風味が判別できなかったけど、
甘くておいしかったです。
広域農道から国道339号線に入ると、クマに注意の看板が、
国道399号線もアップダウンが緩やかで、車の通りが少ない走りやすい道でしたが、
七つ滝という滝が連なる名所を過ぎると、
長いのぼりが現れました。
斜度12%の急坂が続く道で、とてもBROMPTONのペダルを踏みこむことができず、
BROMPTONを押し続ける羽目に。
体力が落ちたのか、それともこの坂が急すぎるのか?
寄り道で余分な体力を使ったのが悔やまれます。
BROMPTONを押しても押しても坂が続き、
遥か遠くに展望台のようなものが見えます。
まさかあそこまで行くのか?
2時間近く坂と格闘し、ようやくたどり着いた展望台は、
老朽化で立ち入り禁止になっていました。
でも、ここからは下り坂です。
気持ちよく坂を下っていくと、
山の中だというのにGPSの画面に線路の表示が、
そうです。
僕の走っている道の地下には、青函トンネルが走っています。
少し行くと、青函トンネル記念館がありました。
時間が無くて体験坑道には入れず、展示室を見るだけになってしまいました。
寄り道で余分な時間を使ったのが悔やまれます。
青函トンネル記念館から少し坂を上ると、竜飛崎です。
岬には白い灯台があって、
岬の先端からは、北の大地、北海道が見えます。
74日目
走行距離 82.1km(GPS計測)
総走行距離 7,174.8km
出発時間 08:30 (五所川原)
到着時間 17:06 (竜飛崎)
走行時間 8時間36分
平均速度 9.5km/h