前回の日本一周の旅で富士山を一周して、45個目の都道府県の山梨県を走りました。
BROMPTONと走っていない県は栃木県と埼玉県の二つです。
最後の端っこの本州最南端を走る前に47都道府県を制覇したいと調べてみたら、埼玉県、栃木県、群馬県、茨城県に跨る渡良瀬遊水池という日本一大きな遊水池がありました。
近くには日本では珍しい平地で訪れることのできる三県境もあります。
渡良瀬遊水池には、新幹線で東京まで行って、東京から上野東京ラインで古河駅に行くことになります。
せっかく東京に行くのなら、今年、東京に転勤になった長男に会おうと、奥さんと一緒に新幹線に乗り込みました。
新幹線から前回の旅で一周した富士山が見えました。
山頂の雪はすっかり消えています。
東京駅で奥さんと別れて、上野東京ラインに乗って古河駅に到着。
ブロンプトンを展開して、まずは三県境に向かいます。
古河駅から三県境まで4kmほどです。
ほどなく三県境に到着しました。
BROMPTON。47都道府県制覇です。
記念写真を撮って次に向かおうとしたら、おじさんが説明するから聞きなさいと声をかけてきました。
ここはもともと渡良瀬川が流れていて、川の中央が県境だったそうです。
川の流れが変わったけど、県境がそのままなので、平地に県境ができたそうです。
おじさんは埼玉県の人で、埼玉県には三県境が7つあるそうですが、他の県境は川の中だったり山の中だったり、行けるところではないそうです。
おじさんは7つの県境を説明してくれましたが、関西人は北関東の地理に疎いので、よくわからなかったです。
すみません。
渡良瀬遊水池を周る前に腹ごしらえをしようと道の駅かぞわたらせに行くと、たくさんのロードバイクが止まっていました。
渡良瀬遊水池はサイクリングのメッカの様です。
道の駅では、ざるそばとかき揚げ丼のセットを食べました。
腰があって美味しかったです。
腹ごしらえが済んで、渡良瀬遊水池一周のスタートです。
渡良瀬遊水池はハートの様な形をしていて、三つに分かれています。
どう走ろうかと悩んだ末、まずは中央の防波堤を対岸まで走りました。
対岸に到着
そこから右上の池に沿って走りました。
次に縦の防波堤に入りました。
さっき走った堤防の道が見えてきました。
右上の池を一周しました。
いったん出発地点まで戻ります。
次は左上の池を周ります。
この道は栃木県と群馬県の県境が入り組んでいるようです。
対岸に渡る道まで走ってきて、上半分の池を走破しました。
続いて下半分の池を周ろうとしたら、行き止まりでした。
いったん戻って左に下る道があったので、そちらを走ってみました。
また行き止まりでした。
仕方がないので、橋を渡って渡良瀬遊水池の横を流れる川沿いの道に入りました。
川の堤防の向こう側が渡良瀬遊水池です。
またもや行き止まりの看板が出てきました。
自動車が通行止めなのか、歩行者も自転車も通行できないのか?
行けるところまで行ってみます。
ゲートが現れました。
車も自転車も歩行者も立ち入り禁止です。
仕方がないので来た道を出発地点まで戻って、下半分の池を周りました。
先ほどの行き止まりのところから見えた建物が現れました。
完璧ではないですが、日本一大きな遊水池、渡良瀬遊水池一周完走です。
走行距離は20kmほどでした。
148日目
走行距離 32.9km(GPS計測)
総走行距離 14,037.8km
出発時間 10:56 (古河駅)
到着時間 14:19 (古河駅)
走行時間 3時間23分
平均速度 9.7km/h
古河駅から上野東京ラインで東京に戻り、長男と奥さんの3人で夕食を食べました。
長男は元気そうで一安心です。
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