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<漢字検定> 準2級 -四字熟語 25. 回答 26.出題

2020-07-08 06:10:49 | 漢字検定
 前回の回答

 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 とう・こう・しょう・が・いん・だ・ぽう・ぶん・さい・ぎゃく

 ① 暴( )非道-暴虐非道-ぼうぎゃくひどう
   乱暴でむごたらしく、道にはずれた行為をするさま。また、その人。

 ② 腐敗( )落-腐敗堕落-ふはいだらく
   健全な精神がゆるみ乱れて、品行が悪くなること。品行が悪くなって身をもち崩すこと。
   ▽「腐敗」は腐り崩れる意から、堕落と同意。

 ③ 寡( )政治-寡頭政治-かとうせいじ
   少数の者が権力をにぎって行う独裁的な政治。
   ▽「寡」は少ない意。「寡頭」は少人数の支配者をいう。

 ④ ( )前啓後-承前啓後-しょうぜんけいご
   昔からのものを受け継いで、未来を切り開くこと。
   学問や事業などのことをいう。
   文化や文明を受け継いでいくことの大切さをいう言葉で、中国で昔から重要視されてきた考え方。
   「前を承け後を啓く」とも読む。

 ⑤ 遺臭万( )-遺臭万載-いしゅうばんさい
   悪い評判やうわさを後世まで残すこと。
   「遺」は残すこと。「臭」は悪臭ということから、悪い噂や評判のたとえ。
   「万載」は万年という意味。

 ⑥ ( )鏡十年-韻鏡十年-いんきょうじゅうねん
   理解することが、きわめて難しいこと。『韻鏡』が難解で理解するのに十年はかかる意から。
   ▽『韻鏡』は、唐末の漢字の音韻を研究し図示した書。鎌倉時代に伝わり、江戸時代になって漢字音研究に利用された。

 ⑦ 百錬成( )-百錬成鋼-ひゃくれんせいこう
   いくたびも心身を鍛錬することによって、はじめて立派な人物になるのだということ。また、意志などが強固なことのたとえ。
   ▽「百錬」は何度も鍛える、鍛えに鍛えること。「成鋼」は鋼になる意。鋼は錬成に錬成してやっとできるものだという意から。「百錬鋼を成す」と訓読する。「錬」は「煉」とも書く。

 ⑧ 同軌同( )-同軌同文-どうきどうぶん
   天下が統一されること。
   「同軌」は車の車輪の幅を同じにすること。
   「同文」は使う文字を同じにすること。
   車輪の幅や使う文字を一つにするという意味から、秩序が保たれ天下が統一されていることのたとえ。

 ⑨ 多財( )鬼-多財餓鬼-たざいがき
   類義語⇒有財餓鬼-うざいがき
       「餓鬼」は仏教語の餓鬼道に落ちて常に飢えに苦しむ亡者のことで、欲深く異常なほど金銭に執着する人のこと。

 ⑩ 分( )離析-分崩離析-ぶんぽうりせき
   人心が君主から離れ、ばらばらになること。また、組織などがくずれて、散り散りばらばらになること。
   ▽「分崩」はくずれてばらばらになること。「離析」は離ればなれ、ばらばらになること。

 今回の出題

  ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 ちょう・し・さ・かん・しゃ・じゅん・きん・らん・かん・ずい

 ① 天井( )敷

 ② 仰天( )嘆

 ③ 新陳代( )

 ④ 一治一( )

 ⑤ ( )歌酒賦

 ⑥ 管仲( )馬

 ⑦ 市中( )居

 ⑧ ( )字漫滅

 ⑨ ( )慨無量

 ⑩ 以身( )利




 回答は次回へ。

 *漢字検定Web問題集 HP より
 * 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより
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<プライドフィッシュ> 新潟-夏 新潟のノドグロ (アカムツ)

2020-07-08 05:56:29 | 食品
 旬:7~9月 したたる脂は旨みたっぷり。口の中でふんわりとろけるその身は最高の贅沢

 プライドストーリー:新潟のノドグロは夏が旬。脂をたっぷり蓄えた極上の味
 正式名称は「アカムツ」。体の表面は赤いですが、口を開けて中をのぞくと喉の辺りは真っ黒。そのため、北陸では「ノドグロ」と呼ばれています。その美味しさと希少性から高級魚として名を馳せており、特に新潟産は脂が乗って身はふっくら。新潟を代表する魚のひとつです。
 1年を通して脂が乗っていて美味しい魚です。一般的な旬は秋から冬ですが、新潟では産卵期にかかる夏から秋が旬とされています。産卵前の魚は体に脂肪を蓄えるため、身には脂がたっぷり。
 生息地は水深100mから200mとやや深め。小魚やエビ、カニなどを食べて育ちます。夏の延縄で漁獲されるものは、味はもちろん、見た目も文句なし。新潟県が自信をもってお奨めする一品です。
 たっぷりと脂が乗った刺身はまさに「白身のトロ」。塩焼きや煮付けは、薄赤色の皮目をふわっと割ると、たちまちほぐれ脂がこぼれ落ちる極上の身が味わえます。新潟の寿司屋では皮つき炙りの握りずしも食べられます。新潟の新鮮な夏のノドグロを是非ご賞味ください。

 水揚げ漁港や漁法:豊かな海と資源を守る、「つくり・育て・管理する」新潟の漁業
 新潟県では、ほぼ1年中ノドグロが漁獲されます。用いられる漁法は底引き網漁業、ごち網漁業、延縄(はえなわ)漁業、刺網漁業です。7~8月は底びき網漁法の禁漁期間で、主にその間に行われるのが延縄漁業。延縄で漁獲されたノドグロは特に鮮度が抜群です。
 主な産地は、糸魚川市(底びき、延縄)、中越地区(ごち網、刺網)、村上市(底びき、延縄)、新潟市(底びき)、佐渡市(刺網)など。
 また、新潟市にある「新潟市水族館 マリンピア日本海」(約500種2万点の水生生物を飼育・展示する日本海側有数の水族館)では、平成25年にノドグロを幼魚期まで人工的に育成することに世界で初めて成功しました。ここでは、ノドグロの稚魚が常時展示されています。元気に泳ぐ姿を是非一度ご覧ください。
*プライドフィッシュHP より

 
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