前回の回答
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
ちょうれい・ばしょく・はくじつ・どくそん・せいしょう・せいぜん・せんし・りつめい・しょうゆう・としょく
① ( )万紅-千紫万紅-せんしばんこう
さまざまな花の色の形容。また、色とりどりに咲いている花のこと。
▽「千」「万」は数の多いことを示す。
② 唯我( )-唯我独尊-ゆいがどくそん
この世で、自分ほど偉いものはいないとうぬぼれること。釈迦しゃかが生まれたときに七歩歩き、一方で天を指し、他方で地を指して唱えたという言葉と伝えられる。この世の中で自分より尊いものはいないという意味。
▽「天上天下唯我独尊」の略。「唯我」はただ自分のみということ。「独尊」は自分だけが一人尊いということ。
③ 鯨飲( )-鯨飲馬食-げいいんばしょく
むやみにたくさん飲み食いすること。また、一度にたくさんのものを飲み食いすること。鯨のようにたくさんの酒や水を飲み、馬のように多く食べる意から。
④ 無為( )-無為徒食-むいとしょく
何もしないで、ただ無駄に毎日を過ごすこと。意味もなく時間を費やすこと。
▽「無為」は何もせず、人の手を用いないこと。「徒食」は働くこともせず、無駄に日を送ること。
⑤ 理路( )-理路整然-りろせいぜん
文章や話が、秩序立てた論理で展開されているさま。
▽「理路」は筋道のこと。「整然」は秩序正しいさま。
⑥ 青天( )-青天白日-せいてんはくじつ
よく晴れわたった青空と日の光。転じて、潔白で後ろ暗いことのないことのたとえ。また、無実であることが明らかになること。
▽「白日」は輝いて白い太陽のこと。「白日青天」ともいう。
⑦ ( )暮改-朝令暮改-ちょうれいぼかい
命令や政令などが頻繁に変更されて、一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意から。
▽「朝に令して暮れに改む」と訓読する。
⑧ 白砂( )-白砂青松-はくさせいしょう
海岸の美しい景観の形容。白い砂浜と青々とした松林の続く海岸線の意から。
▽「砂」は「沙」とも書き、また、「さ」とも読む。
⑨ 安心( )-安心立命-あんしんりつめい
心を安らかにして身を天命にまかせ、どんなときにも動揺しないこと。人力のすべてを尽くして身を天命にまかせ、いかなるときも他のものに心を動かさないこと。
▽初め儒学の語であった。仏教語では「あんじんりゅうめい」「あんじんりゅうみょう」と読む。「心」は「身」とも書く。また「立命安心」ともいう。
⑩ 読書( )-読書尚友-どくしょしょうゆう
書物を読んで、昔の賢人を友人とすること。
▽「尚」は過去にさかのぼる意。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
かいえん・やきん・ちょうび・ぼつぼつ・ほうぼう・させき・はんらん・さいぼう・えんがい・とき
① ( )揚眉
② 杯酒( )
③ ( )停蓄
④ 方底( )
⑤ ( )踊躍
⑥ 雄心( )
⑦ ( )右賢
⑧ ( )水渦
⑨ ( )怒目
⑩ ( )両全
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより