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<漢字検定> 準2級 -四字熟語 35. 回答 36.出題

2020-07-18 06:33:09 | 漢字検定
 前回の回答

 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 し・ばい・しん・きょ・りょう・じゅ・そう・しゅ・だつ・じょう

 ① 斉( )敗素-斉紫敗素-せいしはんそ
   知者が事を行えば災いを福に変じ、失敗を成功に転じることのたとえ。斉の国でもてはやされた紫色の絹も、もとは粗末な古い白絹を染め直したものであるの意から。
   ▽「斉紫」は中国戦国時代の斉の国で産出した紫色の布地。「敗素」は古い白絹。敗素を紫地に染めただけで、斉紫は値段が十倍にもなったといわれる。

 ② 興味( )々-興味津々-きょうみしんしん
   おもしろ味や関心が尽きず、あとからあとからわいてくるさま。非常に関心のあるさま。
   ▽「津津」はあふれ出るさま。

 ③ 灰心( )気-灰心喪気-かいしんそうき
   がっかりして元気をなくすこと。
   ▽「灰心」は火が消えた冷たい灰のように、元気がなくしょげている心。「喪気」は元気を失うこと。

 ④ 生殺与( )-生殺与奪-せいさつよだつ
   生かすも殺すも、与えることも奪うことも自分の思うままになること。絶対的な権力を握っていることをいう。

 ⑤ 安楽( )土-安楽浄土-あんらくじょうど
   仏教で、阿弥陀仏あみだぶつがいるという、苦しみや悩みのまったくない安楽な世界。一般には、すべてに満ち足りていることのたとえ。

 ⑥ 新( )灯火-新涼灯火-しんりょうとうか
   秋の初めの涼しくなり始めたころは、明かりの下で読書をするのにふさわしい時期である意。
   ▽「新涼」は初秋の涼しさ。「灯火」は「灯火親しむべき候」の略で、明かりの下で読書するのに適している季節の意。

 ⑦ ( )措失当-挙措失当-きょそしっとう
   事に当たって対処の仕方や振る舞いが適当でないこと。
   ▽「挙措」はからだのこなし。動作。態度。立ち居振る舞い。「失当」は適当さを欠くこと、適当でないこと。「挙措、当を失す」と訓読する。

 ⑧ ( )俗帰風-殊俗帰風-しゅぞくきふう
   習慣や風習が違う国に移住して、その国の習慣や風習に従って染まること。
   「殊俗」は習慣や風習が異なる国や土地、民族のこと。
   「帰」は付き従うという意味。
   「殊俗風に帰す」とも読む。

 ⑨ 温文( )雅-温文儒雅-おんぶんじゅが
   類義語⇒温文爾雅-おんぶんじが
       心がおだやかで、態度や言動が礼儀にかなっていること。
       「温文」は温和で礼儀にかなっていること。
       「爾雅」は言葉や文章などが美しいこと。

 ⑩ 紅葉良( )-紅葉良媒-こうようりょうばい
   紅葉が仲人の役割をするということ。男女の不思議な因縁のことをいう。
   「良媒」はすぐれた仲人のこと。
   中国の唐の時代、書生の于裕は宮廷を流れている小川の下流で詩の書かれた紅葉を見つけ、于裕もその小川の上流から詩を書いた紅葉を流すと、宮女の韓夫人がそれを拾ったことが縁になって二人は結婚したという故事から。

 今回の出題

 ( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
 けん・そう・きん・ろう・ぽう・どく・だ・き・ごん・ めい

 ① 万( )無比

 ② 画( )添足

 ③ ( )弦哀歌

 ④ ( )言慎行

 ⑤ 温良恭( )

 ⑥ 空中( )台

 ⑦ 雪案蛍( )

 ⑧ 一( )当千

 ⑨ 百福荘( )

 ⑩ 正真正( )

 回答は次回へ。

 *漢字検定Web問題集 HP より
 * 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより
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<プライドフィッシュ> 静岡-夏 仁科の真イカ

2020-07-18 06:16:09 | 食品
 旬:6~10月 湧昇流の発生する豊かな海で育つ真イカ。深い甘みをもった肉厚の身が自慢!

 プライドストーリー:古くから営まれる一本釣り漁で傷めず水揚げ。培ったノウハウを活かして高品質な真イカを出荷します
 日本各地で生息する真イカ(スルメイカ)。真イカは、本州以南の暖水域で孵化した幼体が、黒潮によって北方冷水域に移送されながら成長し、その後産卵のために南方暖水域に回帰すると考えられています。寿命は1年程度で、メスはオスに比べて体が大きめ。オスは6~7ヶ月、メスは7~8ヶ月ほどで成熟します。真イカには冬季発生群と秋季発生群の2種類があり、太平洋側で漁獲されるのは主に冬季発生群です。静岡県沿岸には夏季に回遊し、そこを一本釣りなどで漁獲されます。
 伊豆半島西岸に位置する西伊豆町仁科では、古くからイカの一本釣り漁が営まれています。主な漁場は伊豆半島南端の石廊崎沖と駿河湾中央部にある石花海(せのうみ)と呼ばれる浅瀬です。日本で一番深い湾として知られる駿河湾ですが、深い場所ばかりでなく40mほどの浅い場所があるため、湧昇流が発生し、餌となる小魚や甲殻類が多く生息します。そのため、とても豊かな漁場を形成しており、ここで育った真イカは、肉厚で甘味が強い身質となります。
 初夏(5~6月)に獲れる“はしり”の真イカは、“活イカ”で出荷します。成長期のためやや小ぶりですが、細切りの刺身は身が透き通り実にさわやかです。コリコリとした歯切れのいい食感で、ほのかな甘みが口に広がります。漁獲後すぐに活魚槽へ入れ、また収容量を少なめに制限することで、イカ同士の噛み合いや水質の悪化によるダメージがないので、活きの良さが特徴です。
 一方、駿河湾沿岸で豊富な餌を食べ丸々と太った盛夏(6~9月)の真イカは、肉厚な身と深い甘みが魅力。漁獲後はすぐに2℃の冷却海水で〆ますが、この温度がポイント。水揚げ直後は透き通った白色の真イカが、首都圏の市場に着くころには美しい琥珀色に染まるよう、漁師が試行錯誤して確立した温度なのです。
 仁科では、数十年前より全船に海水冷却器を導入することで全ての真イカを高品質な状態で水揚げしています。漁港到着後は、漁協職員が直ちに選別、箱詰めを行い出荷。漁協が水揚げから出荷のすべてを一元管理することで、品質保証と安定供給につなげています。

 水揚げ漁港や漁法:全国的にも珍しい「昼獲り」漁を実施。鮮度の高い最良の状態で、翌朝の市場に並びます
 夏に最盛期を迎える仁科のイカ漁は、全国的にも珍しい「昼獲り」で行われます。一般的なイカ漁では、夜に出港し船の明かりに集まったイカを釣り上げますが、仁科での出航は早朝。ほとんどの船が一人操業を行っていて、魚群探知機で真イカの群れを見つけると3~4機の自動イカ釣り機を使用。一本の縄に20~25本の蛍光色の疑似餌を着けた糸を、水深200m前後に垂らして一本釣りを行います。その後、午後3時30分ごろには仁科漁港へ帰港します。冷却海水で〆た真イカは帰港後、漁港で速やかに選別し、箱詰めして市場へ出荷。昼のうちに水揚げし、その日のうちに選別することで、翌日の朝には高い鮮度の『仁科の真イカ』が東京の市場に並びます。
 活魚出荷用の真イカは漁協が漁業者と輸送業者を調整し、水揚げと積み込みにタイムラグが起きないように港付近で活魚トラックを待機させます。漁業者・漁協・輸送業者が一体となって連携し、最良の状態での活イカを出荷しています。
*プライドフィッシュHP より

 
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