( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
こうぎん・ろんこう・そせい・いんきょう・じょうじゅ・めっきゃく・しゅち・はくし・もんこ・ないゆう
① ( )弱行-薄志弱行-はくしじゃっこう
意志が弱く、決断力に欠けること。
▽「薄志」は意志が薄弱である意。「弱行」は決断力や実行力の乏しいこと。
② 大願( )-大願成就-たいがんじょうじゅ・だいがんじょうじゅ
大きな望みがかなえられること。神仏に願ったことがそのとおりになること。
▽「大」は「だい」とも読む。
③ 放歌( )-放歌高吟-ほうかこうぎん
あたり構わず、大きな声で歌うこと。
▽「放歌」は周囲を気にせず大声で歌うこと。「高吟」は大きな声で詩を吟ずること。「高吟放歌」ともいう。
④ ( )乱造-粗製乱造-そせいらんぞう
いい加減な作り方の質の悪い製品を、むやみやたらに数多く作ること。
▽「粗製」は粗末な作り方、「濫造」は無計画に大量に物を作ること。「濫」は「乱」とも書く。
⑤ ( )外患-内憂外患-ないゆうがいかん
国内の心配事と、外国との間に生じるやっかいな事態。内にも外にも憂慮すべき問題が多いこと。
▽「内」は国内、「外」は国外、「憂」「患」はともに憂えるの意。もとは国内外に解決すべきやっかいな問題が山積みしていることを表したが、現在では会社組織などの様子を表すときにも広く用いられる。
⑥ ( )肉林-酒池肉林-しゅちにくりん
ぜいたくの限りを尽くした盛大な宴会。また、みだらな宴会のたとえ。酒を池に満たし、肉を林に掛ける意から。
⑦ ( )十年-韻鏡十年-いんきょうじゅうねん
理解することが、きわめて難しいこと。『韻鏡』が難解で理解するのに十年はかかる意から。
▽『韻鏡』は、唐末の漢字の音韻を研究し図示した書。鎌倉時代に伝わり、江戸時代になって漢字音研究に利用された。
⑧ ( )行賞-論功行賞-ろんこうこうしょう
功績の有無や大きさの程度を調べ、それに応じてふさわしい賞を与えること。
▽「論功」は手柄の大小を調べること。「功を論じ賞を行う」と訓読する。
⑨ 心頭( )-心頭滅却-しんとうめっきゃく
無念無想の境地に達すること。雑念を排して集中すれば、火の中でも涼しく感じるということ。困難な状況にあっても、超越した境地にあれば、苦しくないということ。
⑩ ( )開放-門戸開放-もんこかいほう
制約を取り払って、出入りを自由にすること。また、外国に対し市場を開放して、経済活動を自由にすること。
▽「門戸」は門と戸のこと。家の出入り口。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
さんと・こうじゃく・ふくはい・あっこう・いんにん・だったい・ごれつ・だんい・こうぼう・しゅうし
① ( )自重
② 換骨( )
③ 面従( )
④ 冷汗( )
⑤ 盛衰( )
⑥ 心神( )
⑦ ( )雑言
⑧ 春愁( )
⑨ ( )飽食
⑩ 四分( )
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより