前回の回答
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
ちょう・し・さ・かん・しゃ・じゅん・きん・らん・かん・ずい
① 天井( )敷-天井桟敷-天井桟敷
大劇場で、客席後方の最も上部の階に設けられた低料金の席。
② 仰天( )嘆-仰天長嘆-ぎょうてんちょうたん
この上なく嘆くこと。
空を見上げて大きなため息をつくという意味から。
「天を仰ぎて長嘆す」とも読む。
③ 新陳代( )-新陳代謝-しんちんたいしゃ
古いものがだんだんなくなって、新しいものに入れ代わること。また、生物が生活の持続のために、体内に必要なものを取り入れ、不必要なものを体外に排出する作用をいう。組織の若返り。
▽「陳」は古の意。「代謝」は代わり来たり辞し去る意で、新しいものが来て交代し、古いものが辞し去ること。「謝」は衰える、しぼむ意。また、去の意。
④ 一治一( )-一治一乱-いっちいちらん
あるいは治まり、あるいは乱れる意。多くは治まったり乱れたりを繰り返すこの世の治乱の様相をいう。
▽「一…一…」は「あるときは…あるときは…」「あるいは…あるいは…」の意。
⑤ ( )歌酒賦-琴歌酒賦-きんかしゅふ
世間離れした優雅な遊びのたとえ。また、名誉や私欲と縁のない隠者の生活のたとえ。
⑥ 管仲( )馬-管仲随馬-かんちゅうずいば
管仲が戦いの帰り道で道に迷ったとき、一度通った道を覚えているとされる老いた馬の知恵を借りようと、これを放ってそのあとに従い道を見出した故事。もと管仲のような知恵者ですら馬の知恵に頼るのに、人が聖人の知恵に頼らないことを戒めた語。のち転じて、先人の経験を尊重するたとえ。また、人には得意不得意があるたとえとして用いられることもある。
⑦ 市中( )居-市中閑居-しちゅうかんきょ
類義語⇒大隠朝市-たいいんちょうし
悟りを開いた真の隠者は、山中ではなく人の多い街中で生活しているという意味。
「大隠」は本当に悟りを開いた隠者のこと。「朝市」は朝廷と市場のことで、人が多く集まる場所。
⑧ ( )字漫滅-刺字漫滅-しじまんめつ
しばらく人を訪問しないこと。名刺をふところに入れたままで長く使わないために、名刺の字が擦れて汚れて読めなくなる意から。
▽「刺字」は名刺の字。「漫滅」は文字などが擦れて消えてしまい、はっきりしないこと。
⑨ ( )慨無量-感慨無量-かんがいむりょう
深く身にしみて感じ、しみじみとした気持ちになること。
▽「感慨」は深く心に感じてしみじみとした思いにひたること。「無量」ははかりしれないほどの意。略して「感無量」ともいう。
⑩ 以身( )利-以身殉利-いしんじゅんり
つまらない人間は、自分の利益や欲望のためだけに一生を費やすということ。
「以身」は自ら、自分自身という意味。
「殉利」は利益や欲望に身を捧げるという意味。
「身を以て利に殉ず」とも訓読する。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
れい・けい・みん・きょう・せい・げい・り・ら・ま・ざん
① 我武者( )
② 官尊( )卑
③ 奮( )努力
④ 送故( )新
⑤ 属毛離( )
⑥ ( )角殺牛
⑦ 天( )波旬
⑧ ( )労永逸
⑨ 風流( )抜
⑩ 南( )北討
回答は次回へ。
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
ちょう・し・さ・かん・しゃ・じゅん・きん・らん・かん・ずい
① 天井( )敷-天井桟敷-天井桟敷
大劇場で、客席後方の最も上部の階に設けられた低料金の席。
② 仰天( )嘆-仰天長嘆-ぎょうてんちょうたん
この上なく嘆くこと。
空を見上げて大きなため息をつくという意味から。
「天を仰ぎて長嘆す」とも読む。
③ 新陳代( )-新陳代謝-しんちんたいしゃ
古いものがだんだんなくなって、新しいものに入れ代わること。また、生物が生活の持続のために、体内に必要なものを取り入れ、不必要なものを体外に排出する作用をいう。組織の若返り。
▽「陳」は古の意。「代謝」は代わり来たり辞し去る意で、新しいものが来て交代し、古いものが辞し去ること。「謝」は衰える、しぼむ意。また、去の意。
④ 一治一( )-一治一乱-いっちいちらん
あるいは治まり、あるいは乱れる意。多くは治まったり乱れたりを繰り返すこの世の治乱の様相をいう。
▽「一…一…」は「あるときは…あるときは…」「あるいは…あるいは…」の意。
⑤ ( )歌酒賦-琴歌酒賦-きんかしゅふ
世間離れした優雅な遊びのたとえ。また、名誉や私欲と縁のない隠者の生活のたとえ。
⑥ 管仲( )馬-管仲随馬-かんちゅうずいば
管仲が戦いの帰り道で道に迷ったとき、一度通った道を覚えているとされる老いた馬の知恵を借りようと、これを放ってそのあとに従い道を見出した故事。もと管仲のような知恵者ですら馬の知恵に頼るのに、人が聖人の知恵に頼らないことを戒めた語。のち転じて、先人の経験を尊重するたとえ。また、人には得意不得意があるたとえとして用いられることもある。
⑦ 市中( )居-市中閑居-しちゅうかんきょ
類義語⇒大隠朝市-たいいんちょうし
悟りを開いた真の隠者は、山中ではなく人の多い街中で生活しているという意味。
「大隠」は本当に悟りを開いた隠者のこと。「朝市」は朝廷と市場のことで、人が多く集まる場所。
⑧ ( )字漫滅-刺字漫滅-しじまんめつ
しばらく人を訪問しないこと。名刺をふところに入れたままで長く使わないために、名刺の字が擦れて汚れて読めなくなる意から。
▽「刺字」は名刺の字。「漫滅」は文字などが擦れて消えてしまい、はっきりしないこと。
⑨ ( )慨無量-感慨無量-かんがいむりょう
深く身にしみて感じ、しみじみとした気持ちになること。
▽「感慨」は深く心に感じてしみじみとした思いにひたること。「無量」ははかりしれないほどの意。略して「感無量」ともいう。
⑩ 以身( )利-以身殉利-いしんじゅんり
つまらない人間は、自分の利益や欲望のためだけに一生を費やすということ。
「以身」は自ら、自分自身という意味。
「殉利」は利益や欲望に身を捧げるという意味。
「身を以て利に殉ず」とも訓読する。
今回の出題
( )内に入る適切な語を選び、漢字に直して四字熟語を完成させてください。同じ言葉は「1度だけ」使用できます。
れい・けい・みん・きょう・せい・げい・り・ら・ま・ざん
① 我武者( )
② 官尊( )卑
③ 奮( )努力
④ 送故( )新
⑤ 属毛離( )
⑥ ( )角殺牛
⑦ 天( )波旬
⑧ ( )労永逸
⑨ 風流( )抜
⑩ 南( )北討
回答は次回へ。
*漢字検定Web問題集 HP より
* 三省堂 新明解四字熟語辞典&学研 四字熟語辞典& 四字熟語辞典onlineより