「黄色いダイヤ 数の子」
数の子(かずのこ、鯑、鯡子、鰊子、䱧)とは、ニシンの魚卵および、ニシンの卵巣をそのまま塩漬けまたは乾燥させたもの。
概要
語源は「かどの子」の訛りとされており、これは近世までニシンを「カド」と呼称していた名残である。
基本的にはメスの腹から取り出した魚卵の塊そのものをそのまま食さず、「天日干し」にした「干し数の子」、または「塩漬け」(塩水漬け(英語版))にした「塩数の子」を食用とする。ニシンの卵の一粒一粒は非常に細かいが、無数の卵が相互に結着しているので、全体としては長さ約8センチメートル、幅約3センチメートル前後の細長い塊となっている。
「数の子」は語呂合わせで子孫繁栄を祝す品として、特に正月のおせち料理や婚儀の会に重用されてきた。1955年頃を境に国産ニシン漁が急激に途絶え、現在はほぼ輸入物に依存する。綺麗に漂白する製法が確立し、その見た目が「黄金色(こがね色)」をしている様子から「黄色いダイヤ」の異称を持っている。
また、ニシンが昆布に卵を産みつけたものを「子持ち昆布」と呼んで尊ばれる。
*Wikipedia より
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