「 484 ワイン ヴィーナス 桜沢シャルドネ」
ワイナリーの東側の急斜面に位置する自社農園桜沢圃場、長門原圃場で収穫した熟度の高いシャルドネを100%使ってなめらかな味わいの白ワインに仕上げました。オーク樽発酵後、バトナージュを繰り返し、およそ半年間のシュールリー期間を経て生み出されたこのワインは、良く熟した果実由来の柑橘類やハーブ、ミネラルの香りと、樽由来のバニラやナッツ、キャラメルなどの香りが溶け合い、複雑さを醸し出しています。
心地よい酸味と圃場のポテンシャルを感じる豊かな果実味、ほのかな苦味のバランスがとれた、コクのあるリッチな味わいです。
今後の瓶熟成によりさらに深みを増して行くポテンシャルを秘めた自信を持ってお勧めできる1本です。
「WineVenusシリーズ」は、私たちが運営する自社農園で大切に育てた葡萄のみを使って生み出されたワインです。1996年、「ワイン造りは質の高い葡萄か
ら」という基本に立ち返り、醸造用葡萄を栽培する農業生産法人「夢郷葡萄研究所」を設立しました。徐々に栽培面積を増やし、現在1.5ヘクタールの農園で
栽培に取り組んでおります。自然農法にこだわり、複雑な地層を有した圃場から毎年糖度の高い高品質な葡萄がももたらされ、葡萄のポテンシャルを生かしたワ
イン造りへと反映しております。
奥野田葡萄酒醸造株式会社 山梨県甲州市塩山牛奥2529-3
奥野田ワイナリーは甲州市塩山に位置するとても小さなワイナリーです。
小さいからこそできる丁寧なワイン造りをモットーに、1.5ヘクタールの自社農園でワイン用葡萄の栽培、葡萄のポテンシャルを最大限に活かしたワイン醸造に取り組んでいます。
テロワールの魅力を余すところなく表現したミネラルたっぷりのおいしさをどうぞご堪能ください。
ワイナリーの歴史
甲府盆地東部に位置する日当たりのよい斜面、水はけのよい土壌を有した甲州市奥野田地区。
葡萄栽培に適した大変恵まれたこの土地で数件の農家が栽培した葡萄を持ち寄って葡萄酒を造る醸造場として奥野田葡萄酒醸造は発足しました。
その後農家の高齢化と担い手不足のため醸造所を発展的に引き継いでいく方法を探していた中、当時勝沼の老舗ワイナリーで働いていた中村に話が届き、26歳の時に奥野田葡萄酒を取得。
平成元年に高い理想と情熱の元、新しいスタートを切りました。
醸造学を学び、理想のワインを追い求め、自社農園を中心とした地域で栽培される糖度の高い良質な葡萄のみを用いて素材本来の味わいを生かしたワイン造りをしております。
私たちの理想のワインを目指して、、、本日も1歩1歩歩みを進めています。
「推薦コメント」
国産ワインの重要な担い手である山梨県は、若手の醸造家を応援するしくみが全国的に見ても突出しています。こういう土壌があるからこそ、山梨ワインのレベルが上がっていくのでしょう。品質管理にIT技術を取り入れている点も若手ならではの発想で、今後も目が離せない醸造所の一つです。-大西洋-
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